『 木造住宅の耐震性と耐久性について⑤ 』

こんにちは。

ホームコーディネーターの平井です。

 

今日は、シリーズでお伝えしております、木造住宅の耐震性と耐

久性についてお話したいと思います。

 

前回メンテナンスの重要性についてお話させて頂きましたが、今

回は、現代の木造住宅における密閉型構造のメンテナンスがどこ

まで出来るのかお話したいと思います。

木造住宅7

下地、仕上げで覆われている大壁の中の骨組はどうしても劣化の

発見が遅れ、劣化が相当進行して、それが仕上げのひび割れや

壁、床の傾き、あるいは羽蟻の飛び出しなどの現象になってから

はじめて気付かれる場合がほとんどです。

木造住宅8

このように、大壁構造の骨組みの場合は、劣化がかなり進行して

から補修、交換などを行うケースが多くなりますが、このような

メンテナンスの仕方を「事後保全」といいます。

 

事後保全は、経常的な点検コストがかからないメリットがありま

すが、補修の範囲やそれに要する費用が大きくなるだけではな

く、何よりも建物の安全性が低下している状態を放置しがちにな

ると考え方となります。

 

以上のようなことから、自然災害の危険に常にさらされているわ

が国の木造住宅では、危険を放置することになりがちな事後保全

の考え方を改め、劣化を生じる前に適切なメンテナンスを行って

災害を未然に回避する「予防保全」の考え方をとっていくことが

重要です。

・・・などとよく言われていますが、果たして本当に大壁構造の

よう構法で信頼できる予防保全は可能なのでしょうか?

一般に適切なメンテナンスを行うためには、まず対象となるもの

の健全度、逆に言えば劣化度が、ある程度正確に把握できなけれ

ばなりません。これを「劣化診断」といいます。

露出型構法である真壁は、11月28日のブログでお話ししたように

劣化診断がし易い構法と言えますが、下地、仕上げ材で覆われた

密閉型構法である大壁では、どのように内部骨組の劣化診断を行

えばいいのでしょうか?

 

次回は、この辺りについてお話したいと思います。

ホンカ 室内 木の家 3

このシリーズをお読み頂きながら、「家は住んだあとが大事であ

る」ということを知って頂ければ幸いです。 平井

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