『 木造住宅の耐震性と耐久性について⑨ 』

こんにちは。

ホームコーディネーターの平井です。

 

今日は、前回お話ししました耐久性の向上のための3要素を更に要

因別に概要をお話したいと思います。

 

まずは、【 設計上の要因 】について。

 

設計段階は、初期性能としての耐久性能を作り込む段階であり、

これを一般に「耐久設計」と呼びます。

耐久設計では、劣化抑制のための建物周囲の通風、日照を主とし

たマクロな環境作り、所要耐久性能値をもった材料の決定、それ

を保護するための部位構成システム(防水・雨仕舞・通風・換気

等を目的とした各部構法システム)の決定、使い方・維持管理の

確実性を担保する部位構法システム(いわば「使用・維持管理」

のための支援システム」)の決定などがその内容となります。

夜のホンカ5

つまり、ただ単に動線等の使い勝手を考えるだけでなく、風通し

の良さ、陽当たり具合、外的要因の対策等、建物の設計の段階か

らそれらに対してもきちんと考えているか否かで、建物を長持ち

させることが出来るかどうかも影響するということです。

 

デザインばかりを気にしていては、いい家とは言えないというこ

とですね。

次回は【 施工上の要因 】についてお話したいと思います。平井

平井5

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