『 木について⑧ ~樹種と道具~ 』

こんにちは。

ホームコーディネーターの平井です。

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今日は、シリーズでお伝えしています木に関する事柄について、

お話ししたいと思います。

 

日本だけでも、樹木の数は1,000種以上もあり、いろいろな利用に

供される有用樹種だけでも100種を超えるそうです。

それらの樹木はそれぞれ性質が異なり、人はその長い歴史を通じ

て、木の性質を活かした使い方を見出してきました。

前回お伝えしました食べ物をつまむ道具である割り箸は、清潔で

あることが第一ですが、色もよくなくてはならず、変な匂いがし

ても困ります。

それでいて結構力がかかることもあるし、また割るときに真っす

ぐに割れてくれないと不愉快でもありますよね。

 

こんな条件にかなうのはどんな木でしょうか。

それは、吉野スギだそうです。

吉野スギ

吉野スギの背板(酒樽をつくった残り。丸太の外側の丸みの部

分)でつくった割り箸が東京市場に進出し、その名をはせたのは

明治の中頃だそうです。

今では、割り箸はエゾマツ、トドマツ、シナ、カバ、タケ等でつ

くられるようになりましたが、吉野スギの背板からつくったもの

が一番よいということに異論はないという方が多いのではないで

しょうか。

 

まな板はというと、まな板は水を吸いやすい木は適しません。

木のまな板

また、包丁傷が大きくつく木も、食べ物が挟まり不潔になるの

で、衛生面から除外されます。

このほか、包丁の葉を傷めず、食品の移り香が少ないなども要求

されます。

まな板には、ヒノキ、ホオノキ、ヤナギ、カツラ、イチョウ、サ

クラなどが使われてきたそうですが、食品科学研究所が衛生面か

ら適性試験を行ったところ前掲の木の中ではホオノキとヒノキが

一番良いとの結果が出たそうです。

ホンカ WASARA3

樹種と道具の関係。私自身とても興味がありますので、これから

色々調べてみようと思います。

平井 平井

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平井 邦明
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