『 建築の基礎知識⑤ 』  

こんにちは。

ホームコーディネーターの小俣です。

ワールド ホンカ18

今日はシリーズでお伝えしております、建築の基礎知識について

お話したいと思います。

 

前回のこのシリーズでご紹介しました栄華を極めた貴族ですが、

武士の台頭によって次第に権力を失っていったそうです。

そして、源頼朝が打ち立てた鎌倉幕府の時代から、武士による政

治機構が出来、本格的な武士政権が始まりました。

 

では、武士はどんな家に住んでいたのでしょうか?

皆さん、「 書院づくり 」というのを聞いたことがあるのではない

でしょうか。

 

これが、武士の住まいでした。

書院というのは文書を書く机のこと。

部屋にこの書院が取り付けられているのが、書院づくりの大きな

特徴なのです。

 

また、寝殿つくりは人が座る所にだけ敷物が敷かれていたのに対

して、書院づくりは部屋前面に畳が敷かれていました。

今の私達の住宅と同じですね。

さらに天井がある、戸やふすま等の建具によって部屋が仕切ら

れ、床の間や違い棚(2枚の板を段違いに取り付けた飾り棚)など

の設備がついている、といったことも大きな特徴といわれます。

現在の和風の住宅は全て書院造といってもいいぐらいで、強い影

響を受けています。

 

鎌倉時代の書院づくりは初期のもので、書院づくりが完成したの

は、桃山時代だといわれています。

もともと武士だけに許された住まいだったのですが、そのうち有

力な商人なども住むようになったそうです。

 

また、京都の二条城二の丸御殿(にじょうじょうにのまるごて

ん)は、京都の警備のあと、京都に訪れた時の宿として徳川家康

が建てたのだそうです。

一番奥の上段の間には、床の間と違い棚、書院がついています。

 

ここが主人の部屋です。そして、そこにつながる下段の間、三の

間、四の間が、主人と訪ねてきた大名たち戸が対面する場だった

ようです。

時代劇などで、そんなシーンを見たことがあるなぁと思いません

か? 私は“ 水戸黄門 ”のワンシーンを思い出しました!

ちなみに、二条城の大広間は、徳川幕府最後の将軍、徳川慶喜が

大政奉還を決めた場所としても有名です。

 

いかがでしたか?

今回も、日本の建物の歴史を知ることで、建築の面白さを知った

小俣でした。

次回は、“ 城下町の誕生 ”についてご紹介したいと思います。

小俣 小俣

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