『 木について③ ~快適な住まいは足元から~ 』

こんにちは。

ホームコーディネーターの小俣です。

ホンカ カナダ5

シリーズでお伝えしております木について、今日は木材が身近な

天然材料として住宅の各部に使われている床板についてお話しし

たいと思います。

 

床には、畳とともに木材や木質床材が広く使われています。特に、木の床は温帯モンスーン気候の東アジア諸国の住居で共通して利用されていることからもわかるように、夏の高温多湿の気候でも快適かつ衛生的に過ごすことができます。

K様邸竣工 (2)

ところが、日本では生活の様式化に伴って、一戸建て住宅からマンションに至るまで、しだいに畳や木の床に代わってカーペットが使われる時代がありました。

カーペットには、椅子を引きずったり、軽くて硬い物を落としたときに生じる音、いわゆる軽量床衝撃音が発生しにくいとか、ほこりが舞い上がりにくいなどの特徴がありますが、気密性の高いコンクリート建物などではダニやカビの発生の温床となりやすいという欠点もあります。

ホンカ 画像21

喘息などのアレルギー性疾患などがダニと密接なかかわりのあることが専門家によって私的され、またそのことがマスコミで取り上げられるに至って、逆に、カーペットを木の床に替える動きが出てきました。

しかし、木の床にも全く問題がないわけではありません。木材は楽器に使われることからもわかるように、本来音を出しやすい性質を持っています。

樹種にもよりますが、床に使われるような硬い木材は、軽量衝撃によって床衝撃音を発生しやすいために、一戸建て住宅はさておき、アパートやマンションなどの集合住宅では、主に上下階の居住者の間で騒音問題となる場合があります。

森林総合研究所では、このように本来音の発生しやすい木材と衝撃衝材とを組み合わせて、音が出にくい床材を作りました。今日では、軽量床衝撃音の発生しにくい木質床板が数多く市販されています。

しかし、これらの床板には弾力性があり、衝撃力を和らげ働きがあるため、木の床本来のたわみよりも大きな変形を生じるものがりあります。

逆に衝撃緩衝性を高めて音の発生を抑えるだけの木質床板になかには、木の床本来の良さを失っているものがります。

そうしたことから、軽量衝撃音の問題を木質床板のみで解決しようとするのではなく、建物の構造、下地部分から音を伝わりにくくすることを考えることが重要だと思います。

こうした建築資材はデザイン性だけでなく、使用用途、お施主様の生活習慣などを把握し、様々な商品・施工方法をご提案し、そこの住む人はもちろん、訪れる人も快適に過ごせる空間づくりを提供していきたいと思います。

ホンカ テーブル5

次回は、木の舞台よもやま話についてお話ししたいと思います。

小俣 小俣

tunne_25p_bnr

2016年ホンカ・ジャパンは25周年を迎えました!

25周年記念のスペシャル企画がこちら!!

↓↓↓ バナーをクリックしてください ↓↓↓

bnr_25th_sub

**************************

株式会社ホンカ・ジャパン / ホームコーディネーター
小俣 あけみ
直通電話 080-7044-6911(ログイイ)
〒150-0002
東京都渋谷区渋谷3丁目16-5 SHOKAIビル 6F
TEL 03-5778-4169  HP http://www.honka.co.jp/
***************************

『 キッチンツールスタンドのあれこれ。 』

こんにちは。

ホームコーディネーターの小俣です。

ホンカ 画像15

今日は、キッチンツールスタンドについてオススメ商品をご紹介

します。

 

お玉やターナー、菜箸やスプーンなど料理をするときに必要な物

っていっぱいあります。

今注目を浴びているのはキッチンツールをひとまめにして収納で

きるキッチンツールスタンドです。

最近ではおしゃれなキッチンツールスタンドもあり、料理の効率

は上がるのはともかく、キッチン周りも素敵に変わります。

クッキングツール1

料理をするとき必要なクッキングツールはいくつありますか?

菜箸やトングやフライ返しなど結構あります。

そんなクッキングツールをキッチン周りにまとめて置くことで効

率よく調理をすることができます。

といっても、使い勝手良くきれいに収納したいですよね。

クッキングツール ルクルーゼ

そんなときキッチンツールをまとめて立てて収納できるキッチン

ツールスタンドがあれば、ここに入れるだけ。

必要な時も取り出すだけでクッキングがスムーズに進みます。

クッキングツール

キッチン周りの素材感を統一したクッキングツールスタンドを選

ぶとすっきりします。

クッキングツール karre(カレ)【 karra(カレ)】

クッキングツール KEYUCA【 KEYUCA 】

クッキングツール アンプリュ【 アンプリュ 】

クッキングツール クルール【 クルール 】

クッキングツール マイスターハンド スカンンジナビア【 マンスターハンド スカンジナビア 】

クッキングツール sarasa【 sarasa 】

このように、色々なタイプがあります。

お好みのタイプを見つけてキッチンタイムを楽しみましょう!

小俣 小俣

tunne_25p_bnr

2016年ホンカ・ジャパンは25周年を迎えました!

25周年記念のスペシャル企画がこちら!!

↓↓↓ バナーをクリックしてください ↓↓↓

bnr_25th_sub

**************************

株式会社ホンカ・ジャパン / ホームコーディネーター
小俣 あけみ
直通電話 080-7044-6911(ログイイ)
〒150-0002
東京都渋谷区渋谷3丁目16-5 SHOKAIビル 6F
TEL 03-5778-4169  HP http://www.honka.co.jp/
***************************

『 WORLD OF HONKA 』

こんにちは。

ホームコーディネーターの平井です。

ホンカ WORLD11

今日は、私自身が日々プランニングの参考にしています海外のホ

ンカの画像の一部をご紹介します。

 

今回は、ナイロビにあるホンカ施工例です。

写真のみのご紹介になりますが、どうぞご覧ください。

ホンカ WORLD5

ホンカ WORLD10

ホンカ WORLD1

ホンカ WORLD4

ホンカ WORLD2

ホンカ WORLD9

ライトアップされ、とても幻想的です。

こんな雰囲気で過ごす休日もいいですね。

それでは今日は、この辺で…。

 

おもしろ動画をご紹介します!どうぞご覧ください!

 【 HONKA 】

平井 平井

tunne_25p_bnr

2016年ホンカ・ジャパンは25周年を迎えました!

25周年記念のスペシャル企画がこちら!!

↓↓↓ バナーをクリックしてください ↓↓↓

bnr_25th_sub

**************************

株式会社ホンカ・ジャパン / ホームコーディネーター
平井 邦明
E-mail hirai@honka.co.jp
直通電話 090-3132-1169(イイログ)
〒150-0002
東京都渋谷区渋谷3丁目16-5 SHOKAIビル 6F
TEL 03-5778-4169  HP http://www.honka.co.jp/
***************************

『 木について② ~校舎の建築材料~ 』

こんにちは。

ホームコーディネーターの小俣です。

ホンカ フィンランド

シリーズでお伝えしております木について、今日は“ 校舎 ”を作る

材料の違いについてお話ししたいと思います。

 

校舎に用いられる典型的な材料はセメントと木材ですが、両者の

イメージはずいぶん異なります。

このようなイメージの異なる材料でできた校舎は、そのイメージ

も違ってきます。

小学生が抱く木造校舎のイメージは、自然で暖かみがあり快適性

と接触感に勝っていますが、鉄筋コンクリート造校舎は人工的で

硬く、角張っていて落ち着きがないとするイメージが強くでま

せんか?

このような校舎に対するイメージは、非現実的な想像ではありま

せん。

ホンカ 学校2

木造は床に弾力があって歩きやすいとか、ストーブをたくとすぐ

に温まったり、湿気を防ぐのでべとつかないなど、材料の物理特

性の相違からくる違いも総合的に判断されて全体イメージとして

表れてきたものといえます。

したがって、校舎環境の違いは、そこに生活する子供や教師の心

理的・生理的な面にも影響を及ぼします。

この様子を疲労についてみてみた資料がありましたので、ご紹介

します。

ホンカ 学校

授業中の小学生は、多かれ少なかれ「眠い」「だるい」「集中力

がない」などの疲労症状を訴えるそうですが、授業中にこのよう

な疲労症状を訴える子供が少しでもいると回答した学校は、木造

校舎では44%ですが、鉄筋コンクリート造校舎では63%となり、

木造校舎の1.5倍にも増えているそうです。

さらに生徒の10%以上が疲労症状を訴える学校をみると、鉄筋コ

ンクリート造校舎は木造校舎の2倍強となり、がぜん多くなりま

す。

鉄筋コンクリート造の学校の子供たちは、授業中だらけていた

り、注意を集中しにくい傾向がうかがわれるそうですが、このよ

うな子供を相手に、教師は奮闘することとなります。

そこで、教育活動の当事者でもある教師の疲労の様子についても

お話ししましょう。

ホンカ 学校4

小中学校の教師を対象として、教師の蓄積疲労を特性別に調べた

結果、教師の疲労は「慢性疲労」が最も顕著の現れ、次いで「一

般的疲労」「気力の減退」といった疲労の症状が目立ちますが、

木造校舎のほうが訴え率が少なくなっていました。

つまり、鉄筋コンクリート造校舎の教師のほうが疲れていること

がわかったそうです。

またその傾向は、小学校の教師より中学校の教師にさらに強く表

れてきているそうです。

ホンカ 学校3

つまり、校舎環境は建築材料によって異なるものであり、木造校

舎は鉄筋コンクリート造校舎よりも、そこに生活する子供や教師

の疲労の増加を抑制する効果をもっているということが分かりま

した。

建築材料によってこのような違いがあるんですね。

 

次回は、木材と住宅についてお話ししたいと思います。

小俣 小俣

こちらの記事もどうぞご覧ください!

フィンランドにあるホンカの保育園

 

tunne_25p_bnr

2016年ホンカ・ジャパンは25周年を迎えました!

25周年記念のスペシャル企画がこちら!!

↓↓↓ バナーをクリックしてください ↓↓↓

bnr_25th_sub

**************************

株式会社ホンカ・ジャパン / ホームコーディネーター
小俣 あけみ
直通電話 080-7044-6911(ログイイ)
〒150-0002
東京都渋谷区渋谷3丁目16-5 SHOKAIビル 6F
TEL 03-5778-4169  HP http://www.honka.co.jp/
***************************