基礎配筋検査を受け、合格しました。
実はこの基礎の下に直径60㎝、深さ3.5~5.5メートルの柱状改良基礎(コンクリートの柱)が30本埋まっています!
その柱は地面の下の支持地盤(固い層)まで到達しているため、地震時もしっかりと建物を支え不等沈下の心配もありません。
敷地は山の斜面地にあるため、頑丈なコンクリート擁壁で土砂の流出を防いでいます。
その頑丈な擁壁に建物の荷重がかからないように基礎のベースを深く掘り下げています。(深基礎)
更に深基礎部分とベース基礎部分に継ぎ目が無いようにコンクリートを一度に打設する一体打ちをします。
ベース基礎の配筋に下には、鉄筋のかぶり厚さを正確に確保するために、防湿シートを仕込んだ上に捨てコンクリートを打設して、水平を確保してからスペーサーブロックを仕込んでいます。
※ミニ知識:建築基準法施行令第79条『基礎にあっては捨てコンクリートの部分を除いて6㎝以上としなければならない』
建物が建った後は、見えない部分ですが、大切な工程です。
また、基礎立上り部分のかぶり厚さも正確に施工するために、水糸を張って正確に鉄筋を加工していきます。
PS:型枠は、出来上がった時に綺麗に仕上げるように全て新品を使用しました!