みなさん、こんにちは。
営業 中嶋です。
連休中に雨が降り、昨日朝から初冠雪した富士山が見られるようになった山中湖です。
晴天続きで雪がすぐに解けてしまうのでないかと心配になり、アメダスでここ数日の富士山の気温を確認してみました。そうしましたら最低気温氷点下10度、最高気温でも氷点下２度前後という寒さのようです。心配する必要なく、このまま冠雪は続いてくれそうですね＾＾
さて、今日は、正倉院展をご案内します。
正倉院は、日本最古のログハウスですよね！・・・ ね！？
http://www.narahaku.go.jp/exhibition/2015toku/shosoin/2015shosoin_index.html
開催場所は、奈良国立博物館です。
正倉院、収納宝物にも興味ありますが、私も含めてこのサイトをご覧の方の興味は建物そのものですよね！
まず、その大きさです。
間口 33ｍ
奥行 9.3ｍ
床下の10列×4列の柱は高さ 2.7ｍ 直径60ｃｍ
総高 14ｍ
という巨大な建造物です。
ログのノッチに相当する組みは、
間口方向は両端を除くと北倉、中倉、南倉を仕切る部分の2ヶ所のみ、
奥行き方向は、両端のみです。
（捕捉しますと中層は校倉つくりではありません。）
ノッチで仕切られた南倉、北倉は、それぞれ間口10.4ｍ、奥行9.4mということになります。（ログの跳ね出しは除いた長さです。）
その空間を断面が三角形の校木を20段積んで壁を構成しています。
床面積は、11×9.3＝102.3㎡の広さです。
このような広い空間を途中のノッチなしで建築することは、現代の日本では建築基準法上、建築許可を取得することは難しいでしょう。
でも、正倉院は建築後1200年経ってなお、その威容を誇っています。
地震に耐え、宝物を現代に伝えてきました。
古来の日本建築の素晴らしさだと思います。
そして、ログホームに関わる私の誇りでもあります。
宝物を朽ちさせずに現代まで保ってきたことに、この木で囲まれた空間が少なからず役に立ったのだと思います。
ログホームは、人にとって優しい空間です。同じく宝物にとっても優しい空間なのでしょうね＾＾
営業 中嶋でした。
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