20 | 9月 | 2016 | ホンカ富士北麓 STAFF’S BLOG

みなさん、こんにちは。

営業の河西です。

9月も中旬になり山中湖は少し肌寒くなってきました。

そこで今日はログの断熱性能についてお話ししたいと思います。

色々な建材がもつ断熱性能は　熱伝導率 [W/(m・K)]　という単位で示されます。

難しい単位ですが、次のようなことを示しています。

単位厚さ（１ｍ）の材料の両側に１℃の温度差があるとき、単位面積（１㎡）あたりにどれくらいの熱量が移動するか。

値が小さいほど、断熱性能が良いということになります。

色々な建材の熱伝導率を示すと、

針葉樹　　　　0.12　・・・　ホンカログホームは松を利用しています。

広葉樹　　　　0.19　・・・　床材や家具の材料としてよく用いられます。

コンクリート　1.60　・・・　RC（鉄筋コンクリート造）

鋼材　　　　53.00　・・・　鉄骨

ガラス　　　　1.00

針葉樹に比べてコンクリートは約13倍、鉄は約440倍　熱を通しやすいということにります。

木に触ったとき、「冷たくない」、「熱くない」と感じるのは、このように木が人の手から熱を奪わないためなんです

あるオーナー様は、こんなことをおっしゃっていました。

「冬に別荘に来たとき、金曜日の夜に到着して薪ストーブに火をいれます。その日は10度ぐらいまでしか温度が上がりませんが、翌日には20度を超えるまで暖まり、快適になります。そして、さらに翌朝、外気温がマイナス15度まで下がっても室内はまだプラス15度を保っています。薪ストーブは寝ている間に自然に消えてしまっていてもです！」

ログホームは１０ｃｍを超える厚みを持った木の壁に囲まれています。木は、「断熱性」だけでなく「蓄熱性」にも優れています。

その賜物だと思います。ほんとに冷めにくい建物です。これからの季節、ログホームのオーナー様はそのことを実感していただけると思います。

山中湖のデザインセンターにいらして、みなさんも実感していただけたらと思います。