9月30日『BB学びの場』

みなさん、こんにちは。　よしかね　です。

恒例の今日の富士山です、と言いたかったのですが、雲の中に隠れてしまいました。早朝の時間帯はうっすらとみることができ、頂上から傘雲がたなびいていたのですが・・・

次回、ご期待くださいませ。

本日もログハウスにつきまして、少し書かせていただきます。

ログハウスは自然の木をふんだんに使用するため、自然木の収縮によりログ壁が沈む（セトリング）現象があったり、隙間が発生したり裂け目やひび割れ（クラック）ができたりという問題があります。

また、木は水分やその凍結によるダメージや紫外線によるダメージ、中にはシロアリ等による被害もあるためメンテナンスは必要不可欠です。

確かにログハウスは魅力的で良いところがものすごく沢山あるのですが、デメリットをあまり気にせずにすべてに快適な空間として認識されている方も多いと聞きます。

自分で建てて自分で手入れをするということに興味を失っている方にとっては手のかかる面倒な家とみられてしまうのかもしれません。

とはいえログハウスには、ログハウスに入ったことがある人にしか分からない気持ちの良さがあります。「はじめ人間」が森で暮らしていたように、それを本能で感じ取ることができます。

そんな自然木の魅力が見直されるとともに、ログハウスは建物を雨風から守る設計、隙間ができにくいノッチ加工やセトリングやクラックの少ないログ材の開発、木材保護塗料の性能の向上、さらに木の長所・短所の知識を広めることなどが、ログハウスに携わる人達によって進められ、近年日本でも住宅として認知され、その需要も高まりつつあります。