11月18日 『✜フィンランドのサウナにまつわるお話✜』

こんにちは!渡邉洋子です。

今回はフィンランドのお風呂事情「サウナ」について紹介いたします。

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今でこそ日本でも一般的になった「サウナ」ですが、この発祥の地が北欧フィンランドです。 フィンランドでは今から1500年以上前からサウナという風習があったようで、今も一般家庭内の設備に自然にサウナがあったりします。 なぜフィンランドでサウナが始まったかというと、地域独特の保存食品の製造方法であるスモークが家庭内でよく行われていたからです。 現在のドライサウナの原型となったのがこのスモーク設備を人の入浴用に改造した「スモークサウナ(原語ではSAVUSAUNA:サブサウナ)」であり、当時は人も食材と同じように煙の中に体をおくようにしていました。 ただし、スモークサウナは現在のサウナのように強い熱を持つものではなく、ぬるめの温度の中に長時間いることで体を芯から温めるという方法がとられていました。 熱源となっているのは薪であることもあり、セッティングをするまで8時間もかかってしまうという、まさにスローライフ向けの設備となっています。

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現在も多くのフィンランド家庭内においては、日常生活の中にサウナはよく利用されています。 毎日のように利用するということはさすがに多くありませんが、サマーバケーション中に利用するためにコテージ内にサウナを設置したり、週末の休養にサウナを使うというケースが多いようです。 現在のフィンランドのサウナはさすがに薪を使って温めることはなく、ほとんどが電熱式のものになっています。 一方で、伝統的な方法によるスモークサウナも人気があり、あえて薪式の温まるまで時間がかかるタイプのものを選んで設置する人も見られるようです。

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フィンランドでサウナ体験をするには、サウナ設備のあるホテルなどを利用すれば簡単にできます。 ただし、日本のものとはかなり様式が違うのであらかじめ入り方のマナーやコツは調べておくようにしておきましょう。 最も日本と違うのは、サウナ室内に温められた石がおかれており、そこに柄杓で水をくんでかけることで室内の温度を上げるようにしているということです。 先に誰かが入っていてくれれば室内の温度はあらかじめ上がっているのですが、自分が最初に入るときや他に人がいないときには、持ち込んだバケツに入った水を柄杓で室内の焼け石にかけて温度を調節することになります。 慣れないうちはこの温度調節がかなり難しく、調子に乗ってかけ過ぎたらとても中にはいられないほどの暑さになってしまうということもよくあります。

Closeup photo of granite rocks on oven at sauna

意外としらなかったサウナの話。自分も調べるまではフィンランドがサウナの発祥の国とは知りませんでした><;まだまだ知らないことばかりです。

ぜひ一度、本場のサウナを体感してみたいですね!

Photo

渡邉 洋子

 

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