10月12日　『秋深き隣は何をする人ぞ』

皆さん、こんにちは～。今日の山中湖は肌寒く、午前中は小雨が降ったり。やはり寒いだけあって紅葉が更に進んでいます。デザインセンターの木々達もかなり赤くなってきましたよー。

余談ですが、本日10月12日は、松尾芭蕉の命日。時雨月とも呼ばれる10月だということと、芭蕉が時雨の句を良く詠んだということに因み「時雨忌」とも呼ばれているそう。ブログの題名の句は有名ですが、芭蕉が亡くなる直前に病床に臥している際に詠まれた作品だということです。現代でもこの句を引用している場面はよく聞きます。特に都会に住む方は、一度は口にしたり誰かが言ったりしたのを聞く事があったかもしれません。私も東京に住んでいた頃、隣の人の顔さえ知らない時期もありましたね。ただこの句の意味など深く考えず、現代の日本語の感覚で意味を捉えている節がありますが…。俳句って、言葉をそのまま直訳というより意訳が多いですから、この句を詠んだ芭蕉の真相を知りたいなぁと思います。300年以上前に、彼はどんな心境で、どんな意味を込めてこの歌を詠まれたのかなぁなどと、いにしえの時代に想いを馳せてみました(笑)

さて、本日の山中湖F様邸は、基礎工事が完了しました。ここから建方がスタートです。各現場の報告は、また順次BLOGにて発信させていたただきます。