11月13日付けのブログでご紹介したオーナー様の塗替えが完成しました。
塗替え前 ↓
塗替え後 ↓
外壁のイエローに合うようにケーシングもグリーンに替えられて、また違った温かい表情になりました。ちょうど紅葉の季節で素敵ですね!
コーディネーター 西村
今年の春、鎌倉に邸宅を改修した丘の上のレストランがオープンしました。
雑誌に掲載されていた建物を見まして、実際見てみたいと思いました。
こちらは鎌倉にあります古我邸で1916年(大正5年)に15年の歳月費やして完成した建物で、設計は旧三菱銀行本店や旧丸ノ内ビルディングの設計を行った桜井小太郎氏だそうです。
先日は神奈川県庁付近の大正時代の建物をご紹介しましたが、こちらは木造建築で、築100年の建物を改修し許可の出た1F部分でレストランをされています。
緑豊かな敷地内に入りますと、見上げた先に建物がありましてとても素敵です。
緩やかな坂道を登っていきますと敷地の高台に古我邸があります。
ランチはしばらく予約がいっぱいだそうですが、昼間の眺望も素敵でウェディングも出来るそうです^^
写真が暗いのですが、室内から見ますとこのような引違い窓になっていました。建具は当時のものをそのまま使っているそうです。
中央にはウッドデッキに出れる木製のフレンチドアがありました。
ログではよく使用しますが、大正時代から取り入れられていた事に少し親近感が沸きました。
こちらは、当時からある暖炉だそうです。
建物全てに趣きがありまして、とても素敵なステキなレストランでした。
<旧古我邸HP>
設計 植松 香織
ホンカリゾート富士五湖さんが設計施工されました、前田脳神経外科さんをご見学させて頂きました。
お忙しい中前田先生自ら建物内を案内してくださり、ログの病院を見たのは初めてでしたので、各種機材や建物の構造的な部分は非常に興味深いものでした。
こちらの右側にも病院が続いております。(大きくて写真に写りました部分のみ掲載しました。)
自動ドアの入口を入りますと受付があります。
さらに進みますと吹抜けで開放的な待合室があります。
廊下には素敵なベンチも備えてありました。
病院のトイレと言いますとシンプルでやや暗めなイメージがありますが、トイレ内は気持ちが明るくなる様なデザインとなっておりました。
こちらは給湯室で、建具回りに付けますコーナーピースにペイントがされていて、とてもかわいいです。
さらに進みます入院患者さんの付き添いの皆さんがくつろぐことが出来るスペースがありました。こちらに丁度いらっしゃいました付き添いの方とお話することが出来まして、病院内に素敵な絵が沢山飾ってあることを教えて頂きました。そして患者さんもお散歩出来るように広い庭園が広がっていまして、歩くととても気分がいいそうです。
車イスからも眺めれるように窓は低めになっていました。
入院中もこのような開放的な場所からお庭を眺めることが出来ると心も落ち着くことと思います。
写真が暗いのですが庭園の草木の名称が分かる様にイラストがありました。
廊下の途中にもお茶が出来るガゼボがありました。入院していても、くつろげるスペースが配慮されてまして、患者さんに対する先生の思いやりが建物を見せて頂くごとに感じられました。
こちらは病室です。ホンカのドアが塗装されていてとてもかわいらしく、窓からはお庭も見えました。
ここからは、前田先生がご説明して下さいました。
高圧酸素室のみ消防法によりコンクリの壁で出来ているそうです。
MRの検査室は磁気が強いので鉄骨やコンクリより木のログ壁がいいそうです。
手術室の入口です。
手術で使用する機械は指の指紋までくっきり見える機械でとても驚きました。手元で事由自在に動かすことが出来るそうで、普段耳にすることが出来ないお話を先生は丁寧にしてくださいました。
精神的にも大変なお仕事と思いますが先生はとてもにこやかな表情で穏やかで、そして丁寧に説明をしてくださいますので、患者さんも先生を信頼し安心して治療に専念出来ると思いました。
ホンカリゾート富士五湖さんはすばらしい設計と施工で、とても素敵なログの病院を見せて頂きました。
お忙しい中、本当にありがとうございました。
ご協力 : ホンカリゾート富士五湖 O様
植松 香織 でした。