エーゲ海には沢山の島がありますが、その中でもギリシャのサントリーニ島は火山が形成したカルデラ地形で、断崖の上に青い屋根に白い壁の教会や白い壁の家が連なっている街です。
白い壁に茶色の屋根はエーゲ海の島にも沢山あり、スペイン南部のミハスやフリヒリアナなども素敵ですが、崖の上に街が連なり、白い壁に青の屋根はこの島特有の風景で本当に素敵です。
壁に石灰を塗る事によって日差しにより部屋の高湿化を防ぐそうです。
日本からギリシャへの直行便はなく、ヨーロッパ各国または、価格がリーゾナブルなトルコを経由して島に向かいます。
青空でお天気に恵まれました事に感謝で、本当に嬉しかったです。
建物は独特の伝統的な家屋様式でホテルなども断崖の岩を水平にくり抜いて造られています。
電気配線が非常に気になりました。ログと一緒で建築段階で配線を考慮していくのですね。照明は全て間接照明で陰影を楽しむ事が出来ます。換気扇がなく窓も1方向のみの施工(崖をくりぬいてますから部屋の奥は岩です)ですので、室外の湿気は感じないのですが、室内は湿気が多いです。湿気の少ないログにいますと正反対の建物なので改めてログの良さを実感しました。
キッチンカウンターも石でした。扉回りも石で、施工中に岩をくり抜いたのでしょうか。すごいです。横浜のモデルハウスもカンターが天然石でグラスや器具の扱いは注意しますがこちらはかなりの厚みですので貫禄が違いました。
扉を開けるとごみ箱のふたが開きます。
本場の塗りはさすがに雰囲気があり本当におしゃれです。ラフ差が違うのでしょうか日本の左官はきれい過ぎるのかもしれません。
<9/26クイズの答え>
設計 植松 香織