こんにちは。
ホームコーディネーターの平井です。
今日は、ログハウスの素晴らしさをお話したいと思います。
名古屋ショールームにご来場いただく子育て世代の人達が求める家づくりには、必ずといっていいほど、「木を使った家が欲しい。」「環境の良いところで子供を育てたい。」「安全で安心できる家が欲しい。」というご要望をお聞きします。
イメージするのは、見えるところ、触れるところ、すべてに木を使い、木を感じられる家。
そこで各一般住宅のハウスメーカーは、それにお答えできる様、できる限り木の板を使って室内を装飾します。
無垢の床板、天井板、そして板壁。まさに室内の見えるところ、触れるところ全てに木が感じられます。もちろんログハウスも全て無垢の木で出来ています。
しかし、室内から見た空間はイメージは同じですが、「安全」というカテゴリーを加えたときに大きな違いが出てきます。
その一つは、構造の違いです。
皆さんも地震による建物の倒壊を見たことがありますよね。
そのことから皆、より安全な建物を求めるようになりました。
20年以上前に建てられた在来工法などの古い建物や見かけはそんなに古さを感じない建物が、地震などによって倒壊している姿を目にします。
その為、各メーカーは耐震設備に投資をして、その危険性を回避する商品をお客様に提供しています。
しかし、ログハウスは違います。
元々の構造が、耐震性に優れているため、耐震のために設備投資をする必要がないのです。
ログハウスは、10cm以上のログ材をしっかりと組み合わせ、地震がおこったとしてもその揺れをログ材同士が吸収します。
他の工法と比べると、ログ材を横に積み上げているログハウスが、その揺れを吸収するのとでは負荷の違いが明らかです。
事実、7年前のあの大きな地震の後の余震で、静岡県富士宮市が震源地となった震度五強の地震の際、隣接する同じ築年数の他工法で建てた住宅と私が担当したホンカの住宅とでは明らかに大きな差が出ました。
他工法で建てたそのお宅は、外壁に大きなクラックが入り、補修費として数百万の費用をかけて補修をしたそうです。
逆に、ホンカの住宅はログ壁が揺れを吸収したため、お施主様が室内にいても船酔いをしている気分になっただけで、人も建物も無傷でした。
私もこの時期は山中湖に居て、ログハウスの中で余震を何度か経験しましたが、まさにログ壁が揺れを吸収しているのを体験し、この建物の中に居れば安全だということを実感しました。
過去の大震災でもログハウスは地震に強いことは、知られていましたが、ホンカは、2007年の7月と9月に行われたログハウスの実大振動試験に参加し、阪神淡路大震災と同時の揺れ、さらにその1.5倍の揺れが加えられましたが、ログハウスは大震災に対しても非常に頑固な構造であることが実証されました。
この試験により、耐震等級3の設計が可能になったのです。
この様に、ログハウスは地震に強い建物として、あの震災後は特に注目を浴びました。
下記映像をご覧下さい。
阪神・淡路大震災100%加震実験 震度7 マグニチュード7.3
「木の家がいい!」と考えるのと同時に「安全な家がいい!」という 観点から住まいを選ぶということも必要な時代なのではないでしょうか。 平井
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平井(コーディネーター)& 松尾(施工担当)
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