こんにちは。
ホームコーディネーターの小俣です。
今日の名古屋ショールーム周辺のお天気は、お日様が顔を出したり隠れたりと、ちょっと落ち着かないお天気でした。明日から雨が降り、肌寒い日が続くという予報なので、皆さん防寒対策をしっかりと、風邪などひかないようにしてくださいね。
さて、今日のブログは、塗り壁材についてお話ししたいと思います。
塗り壁材というと、ほとんどの皆さんが思い浮かべるのが漆喰や珪藻土だと思います。
この二つの違いについては、また後日お伝えします。
漆喰 珪藻土
塗り壁材のメリットはというと、仕上がりが美しいと言われていて、ログ材と同様に素材の味わいがあり、人の手で施されたムラ感・素材感を楽しむことができます。
また、製品によって異なりますが、これもログ材のように消臭効果や調湿性などの機能性もあるところがメリットのひとつとも言えますね。
そして、漆喰には消石灰による消臭・抗菌機能などがあり、珪藻土には調湿性や消臭性があると言われています。
さて、逆にデメリットはというと、まず挙げられるのは価格の違いだと言われています。前回ご紹介したビニールクロスと比べるとやはり材料費も施工費も割高な傾向にあります。
特に施工費は、職人不足の影響でその分割高だったり、人の手によって施すので、仕上がり方が違ってくるというのも見方によってはデメリットに思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、珪藻土はボロボロ剥がれ落ちたり、漆喰はクラック(ひび割れ)に弱い傾向にあると言われます。
※イメージ写真
さて、最後にログハウスにはこうした漆喰や珪藻土は使用できないと思われていらっしゃる方も多いのでは?
そんなことはありません。もちろん、ログ壁に直接塗るのではなく、ログ壁にセトリング用の下地を施し、その上にPB材などの下地材を貼り、そこに漆喰などの塗り壁材を施すという方法です。
また、ログハウスの室内にはログ壁だけでなく、ツーバイ壁の妻壁(この部分は、室内だけでなく外側も)やユニットバスのところにある間仕切り壁など、ツーバイ壁の部分もあるので、その壁をホンカのHHパネルで仕上げるのではなく、塗り壁材を用いて仕上げる方法もあります。
海外のホンカの施工例を見ているとこのような施工をする物件が多いですよ。
次回は、番外編としてこの二つの塗り壁材の違いについてお話ししたいと思います。
ホームコーディネーター 平井&小俣
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