昨日、伊勢原市のK様宅に1年メンテナンスにお伺いいたしました。
久しぶりの再開でしたが、幸せそうで何よりです。
ガーデニングの手入れも流石でした。
ギリシャも比較的内開きの窓が多い様で、かわいらしい窓がありましたので写真を撮りました。
アイアンが引き立つ窓辺です。
窓ガラスと別に目隠しの木扉が付いている住宅が多いです。
DK窓の住宅を見つけました!
続いてこのお店のDK窓です。
造作棚もディスプレイもかわいいお店でした。
このお店の斜め上には、サントリーニ島を象徴する教会があります。
島にあるガイドブックの表紙で良く目にする写真ですが、 イアとフィラの街になく、この場所が一番訪れたく見ずには帰れない・・・と思い絵葉書を地元のおば様に見てもらい、この写真はどこですかと拙い英語で聞くと地図の地名に○を付けてくれました。バスに乗るらしく、地名は分かったものの降りたらどこへ向かえば良いのか(涙)と思いつつ坂を進みました。当時この場所に辿り着いたのは奇跡でした。
現在はバス停を降りると写真入りで→の方向に進む様に看板があるので分かりやすくなっています。
フィロステファーニ教会
設計 植松 香織
エーゲ海には沢山の島がありますが、その中でもギリシャのサントリーニ島は火山が形成したカルデラ地形で、断崖の上に青い屋根に白い壁の教会や白い壁の家が連なっている街です。
白い壁に茶色の屋根はエーゲ海の島にも沢山あり、スペイン南部のミハスやフリヒリアナなども素敵ですが、崖の上に街が連なり、白い壁に青の屋根はこの島特有の風景で本当に素敵です。
壁に石灰を塗る事によって日差しにより部屋の高湿化を防ぐそうです。
日本からギリシャへの直行便はなく、ヨーロッパ各国または、価格がリーゾナブルなトルコを経由して島に向かいます。
青空でお天気に恵まれました事に感謝で、本当に嬉しかったです。
建物は独特の伝統的な家屋様式でホテルなども断崖の岩を水平にくり抜いて造られています。
電気配線が非常に気になりました。ログと一緒で建築段階で配線を考慮していくのですね。照明は全て間接照明で陰影を楽しむ事が出来ます。換気扇がなく窓も1方向のみの施工(崖をくりぬいてますから部屋の奥は岩です)ですので、室外の湿気は感じないのですが、室内は湿気が多いです。湿気の少ないログにいますと正反対の建物なので改めてログの良さを実感しました。
キッチンカウンターも石でした。扉回りも石で、施工中に岩をくり抜いたのでしょうか。すごいです。横浜のモデルハウスもカンターが天然石でグラスや器具の扱いは注意しますがこちらはかなりの厚みですので貫禄が違いました。
扉を開けるとごみ箱のふたが開きます。
本場の塗りはさすがに雰囲気があり本当におしゃれです。ラフ差が違うのでしょうか日本の左官はきれい過ぎるのかもしれません。
<9/26クイズの答え>
設計 植松 香織
施工しておりました仙台の平屋のログが無事に完成致しました。
大工さんは、本当に頑張って下さいました。
ログ材搬入日のお茶の時間に”夢は10回口に出して言うと叶うんだってよ~”
”そう言えばかなうは口に十と書くなぁ”と皆さんで笑っていたのが今でも印象的で、その通りだなぁと思いました。
平屋のログはゆったりとして生活しやすそうな空間が広がっており、天井の高さは本当に心地よいです。
晴天に恵まれ、ログ壁のカラーがとてもきれいです
デッキに付けた外部天窓 デッキに屋根をすっぽりかけても明るさが保てます
リビングの間接照明は夜の雰囲気が楽しみですね
造作壁内のニッチ収納
設計 植松 香織