こんにちは。
ホンカ中九州 / フォレスト・ブルーの小寺です。
前回の投稿から間が空いてしましました。
今回は薪ストーブの「煙突掃除」についてご紹介します。
薪ストーブのオフシーズン。
天候が良く、気分の乗る日に煙突掃除がオススメです。
揺らめく炎や、じんわりとした暖かさなどが魅力の薪ストーブ。
薪ストーブオーナー様は既にご存知かと思いますが、薪ストーブを安全に長く楽しむためには定期的なメンテナンスがとても大切です。
そこで薪ストーブシーズンの前に行っておきたいのが「煙突掃除」です。
【煙突掃除が重要】
①煙の逆流を防ぐ
薪ストーブを使うと、薪が燃えて発生した煤やタールが煙突の中に付着します。
煙突の掃除をサボってしまい煙道が詰まりだすと煙の排出がスムーズに行えません。
当然、燃焼効率は悪くなり、排出されない煙が室内に逆流する事態に…
また、オフシーズン中にトップ部分に鳥が巣を作ってしまう事も。
これも煙が逆流する原因になりますので、シーズン前には煙突掃除や点検を行う事がとても重要です。
②火災を防ぐ
煙突の掃除を行わないと煤やタールがどんどん溜まっていき、場合によっては引火して煙突内部での火災の原因になる事があります。
これが「煙道火災(えんどうかさい)」です。
怖いですね…
煙道火災を防ぐためにも定期的な煙突掃除、点検の心がけを!
【煙突掃除の方法】
屋根からの掃除
1. 室内の煙突を外し煙突掃除用の袋を装着して、直接薪ストーブの中に煤や灰を落とさないようにする。
(ビニール袋をガムテープ等で煙突に固定する方法も可。)
2. 屋根に上り、煙突上部のトップを外す。
3. 煙突掃除用ブラシを煙突内に入れて、5~6回程上下させて内壁の汚れを落とす。
4. 煙突内部をライトで照らして、汚れが落ちているか確認する。
5. トップに着いた煤や汚れをブラシで落として、元通りにはめる。
6. 煤等の汚れが溜まった袋を取り外す。
室内からの掃除
1. 室内の煙突を外し煙突掃除用の袋を装着して、直接薪ストーブの中に煤や灰を落とさないようにする。
(ビニール袋に煙突掃除用ブラシのロッドを入れる穴を開けて代用も可。)
2. 煙突掃除用ブラシを煙突内に入れて、5~6回程上下させて内壁の汚れを落とす。
3. 煤等の汚れが溜まった袋を取り外す。
室内からの作業では煙突トップの掃除・確認が出来ず、屋根からの作業の方が確実に掃除を行えます。
しかしながら屋根からの作業には、屋根の勾配や高さ等の危険が伴います。
しっかりと安全対策がとれて作業が可能であれば、屋根からの掃除がいいでしょう。
煙突掃除中は煤が舞ってしまうので、必ずマスクを着用してください。
汚れてもよい服装で行ってください。
【まとめ】
煤の付き具合は前年に少なかったからといって、今年も同じとは限りません。
同じ様に薪ストーブを使っているつもりでも、薪の乾燥度、焚き方、焚く温度、焚く時間等により違ってきます。
湿った薪を使用したり焚く温度が低いと、煙突に煤やタールが付着しやすくなり、煙突トップも詰まりやすくなります。
しっかりと乾燥した薪(含水率15%~20%程度)を使用しましょう。
キャンプで焚き火をする時のように、薪ストーブで拾ってきたままの松ぼっくりを着火剤として使用すると、煙突が詰まる原因になりますのでご注意ください。
より良い薪ストーブライフになります様に、最低でも年に1回、オフシーズンの間に煙突や薪ストーブ本体の点検・掃除・メンテナンスを行う事をお勧めします。
弊社でも薪ストーブに関するメンテナンスを行っておりますので、お気軽にご相談ください。
小寺
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ホンカ中九州
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