カテゴリー別アーカイブ: ログハウス

こんにちは。
ホンカ中九州 / フォレスト・ブルーの小寺です。

前回の投稿から約1か月が経ち、季節は春です。

進級、進学、就職など、新たな生活が始まる季節です。

菜の花やチューリップやタンポポなどが咲く季節です。

花粉の種類がスギからヒノキに移り行く季節です。

展示場兼オフィスの隣の公園に桜が咲く季節です。

冬の間、枯れていた木々。

春になり桜が咲きました🌸🌸🌸

のんきに写真を撮りに桜に近寄ると、蜜を集めに来ていたミツバチが十数匹いて焦りました💦

1日(月)に写真を撮った時にはまだ7~8分咲きといったところでしたが、青空が広がっていたのはこの日だけでした。

3日(水)に降った強い雨のせいで花が散ってしまい、残念ながら満開の桜は見れずじまい。

来年に期待です。

先週末にはちびっ子を連れたご家族や高校生~大学生くらいの数人のグループ、ゲートボール仲間?のご年配のグループなど、数グループがレジャーシートを敷いてお花見ランチを楽しんでいました。 

展示場兼オフィスのウッドデッキからもしっかり桜が見れます。

お昼休みに桜を眺めながらインスタントコーヒー片手に少し温めたコンビニのパンを食べるだけでも、いつもとは味わいが違ってくるんだろうなぁ・・・☕🍞

お散歩する人たちからの視線に耐えうるメンタルと、スギやヒノキの花粉に耐えうるフィジカルを持ち合わせた強者にしか味わえない味なのでしょう。


春にご来場いただきますとウッドデッキから桜をご覧いただけますが、初夏にかけては新緑を楽しんでいただけますので、お気軽にご来場ください。



小寺

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ホンカ中九州
株式会社フォレスト・ブルー

代表取締役:本田 安明

〒861-3206
熊本県上益城郡御船町辺田見485
TEL:096-281-7810
ホンカ中九州HP:https://honka.jp/nakakyushu/
フォレスト・ブルーHP:http://www.forestblue.co.jp/
E-MAIL:info@forestblue.co.jp
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ログハウスを沖縄本島や離島でご計画中の方に

こんにちは。
ホンカ中九州 / フォレスト・ブルーの小寺です。

前回のブログ(https://honka-blog.jp/nakakyushu/?p=2301)で沖縄本島や離島でもログハウスを建てる事は可能ですが、厳しい点がある事をご紹介しました。

今回はその厳しい点について4点ご紹介します。


1つ目は、九州でログハウスを建てる場合と異なり、ログキットや資材を建築予定地まで運ぶ配送料がアップしてしまう点です。

九州でログハウスを建てる場合、ログキットを積載したコンテナを福岡県の博多港から建築予定地までトラックで輸送します。


沖縄の離島でログハウスを建てる場合、沖縄本島の那覇港から建築予定地の離島の港にコンテナを水上輸送出来る船舶が無いと、バージ(台船)をチャーターして水上輸送しなければならないため配送料が大幅にアップしてしまいます。


2つ目は、気候や自然条件が厳しい点です。

亜熱帯気候である沖縄本島や離島でログハウス(天然木の家)を長く持たせるには、ログ専門の弊社が施工した場合であっても非常に厳しい条件の気候・風土であると考えます。

最初の施工はもちろん完璧でなくてはなりませんが、オーナー様ご自身が愛着を持ってメンテナンス(特に再塗装など)を小まめに行うことが、ログハウスを長持ちさせる秘訣になります。


3つ目は、同じプランを九州に建てる場合と比較してコストが掛かる点です。

亜熱帯気候や風土に適したログハウスにするためには一般的に行われる防腐・防虫対策やシロアリ対策等に加え、紫外線対策(小まめな再塗装)、塩害対策(外部で使用する釘やボルト等を鉄からステンレスに変更する)、台風対策(瓦施工の徹底や風の吹き上げに対して金物関係で補強する、設計段階から風を意識してプランを作成する)、飛砂対策(地理的要因を考慮してフェンスを作る)等、様々な面を考慮してプランをご提案させていただく事になりますので、同じプランを九州に建てる場合と比べてみても建築仕様が異なり、その分コストがプラスになってしまいます。


4つ目は、早急なメンテナンス対応が出来にくい点です。

台風や地震等の自然災害が比較的多く発生している近年、災害時の緊急メンテナンスが必要になった際に、弊社スタッフによる早急な対応が出来にくいという点があることもご理解ください。

熊本から現地へ参りますので、悪天候の際には現地までの交通手段が絶たれてしまうこともあります(離島の場合、飛行機や船が欠航するなど)。



沖縄本島や離島でのログライフに憧れや夢をお持ちの方は多数いらっしゃいます。

中には実際に憧れや夢を実現された方もいらっしゃいます。


沖縄本島や離島にもログハウスを建てることは出来ますので憧れや夢を持ち続けて頂きたいと思いますが、上記のようにコスト面・自然の厳しさ・建築後のメンテナンス等も考慮して、現実味のあるご計画を進めてくだされば幸いです。

お客様の情熱が勝ればどんな困難な地域でもお断りはしておりません!
これまでの経験を活かして尽力いたします。

ログハウスに関する疑問・質問などございましたら、なんでもお気軽にご相談ください。



小寺

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ホンカ中九州
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すきま

こんにちは。
ホンカ中九州 / フォレスト・ブルーの小寺です。

前回はHONKAのDK窓についてご紹介しましたが、今回は窓つながりで書いてみようと思います。


一般的な住宅でよく目にするアルミサッシや樹脂サッシとは異なり、HONKAは木製サッシを採用しています。

断熱性能等の機能面だけではなく、見た目的にもログハウスにマッチしています。

そんな木製サッシを開口部に設置したところがこちら。

1枚目の写真だと分かりづらいのですが、2枚目・3枚目の写真だとお分かりだと思います。

開口部と木製サッシのサイズがぴったりと合っておらず、すき間があるのです。

このすき間、設計段階でのミスやログキット作成段階でのミスではなく、敢えて作っています。

ログハウスを建てるうえで非常に重要な役割を果たしているすき間なんです。

このすき間の事を「セトリングスペース」と言います。


なぜ「セトリングスペース」を敢えて作るのか?

答えはログハウスが縮むからです。

ログハウスが縮む???とお思いの方がいらっしゃるでしょう。

なぜログハウスが縮むのか?

答えはログハウスが木材を横向きにして積み上げる工法だからです。


当然の事ながら木は水分を含んでいます。

木に含まれている水分が徐々に抜けていき、木が縮んでいく事を「セトリング」と言います。

木の表面から芯に向かって水分が抜けて乾燥が進むため、木の長さは変わらないのですが、木の太さ(直径)が少しずつ縮んでいきます。

その為に木材を横向きにして積み上げるログハウスでは、ログ壁の高さが徐々に下がってきます。

また、ログハウス自体の荷重によってログ材同士の密着度が高まることも、ログ壁が下がってくる要因になります。


セトリングを考慮せずにログハウスを建ててしまうと、下がってきたログ壁の影響を受けて窓やドアなどの建具に不具合が起こり、場合によっては負荷が掛かって破損する事になります。

ですのでセトリング対策として窓やドアの上部に「セトリングスペース」という空間を敢えて作り、伸縮性のある断熱材ですき間を埋めます。

セトリングでログ壁が下がってきてもセトリングスペースに沈みこみ、窓やドアへの影響を最小限にとどめます。

柱のセトリング対策には柱に金具を付けて高さを調整し、セトリングを吸収します。


気候、空気の乾燥状態、暖房の使用状況など様々な条件によって変わってきますが、セトリングは目安として新築から5年ほどで落ち着いてきます。

一般的には新築から3年ほどで70~80%が進行し、後はゆっくりと時間をかけて進んでいきます。

空気が乾燥しており、暖房を使用する冬の方が夏よりもログ材の乾燥が進み、セトリングも早く進むと言われています。


自然素材である木材を多く用いて建てられるログハウス。

お施主様にお引き渡し後もメンテナンスを行い、上手くセトリングをコントロールしていけば、ログ材同士の密着度が高まる事で更に強度も増し、数年後には成熟したログハウスになっていることでしょう。




画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 顔写真-H200-1.jpg


小寺

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ホンカ中九州
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ログハウスの見分け方

こんにちは!フォレスト・ブルーの中尾です。

今年も残すところ、あと半月です。

なんて早い・・・

クリスマスももうすぐやってきます。

そこで今回は、あわてんぼうのサンタさんが入る家を間違わないように

ログハウスの見分け方』についてご紹介します!
   

みなさんは街中で、この家はログハウス?ログハウス風?

と、迷われたことはないでしょうか?

実は私も入社前は全然区別がつかず、それっぽい建物は全部ログハウスに見えていました(笑)

ログハウスを建てたいと来社されるお客様も、実際のオーナー様も意外とご存じなかったりされます。

ログハウスとログハウス風在来の一番の違いはズバリ『ノッチ』です。

ノッチとは、建物の角のログが組まれた部分のことです。※写真参照

写真のように、建物の角部分が交差している場合はログハウスだと分かります。

日本の建築基準法では、このノッチの中心から『最低30センチメートル』ログ組みを伸ばさなければなりません。

※耐力壁の確保やデザインの関係でもっと伸びることもあります。


ではここから、いくつか問題を出しますのでログハウスはどれか当ててみてください😊

(写真のすぐ下に回答があるのでなるべく見ないように頑張ってくださいね)

第1問

正解は・・・


1枚目です!

1問目なので、角度のついた写真を選んでみました。

1枚目の写真は建物の角が交差しているのが分かりやすいかと思います。

2枚目の建物の角には付け柱と呼ばれる材を付け、外壁にメリハリをつけています。


第2問 

正解は・・・


2枚目です!

これは色味が似ているので少し難しかったかもしれません。

1枚目がログハウスっぽく見える理由は、

①母屋(屋根を支えている材)をログハウスと同じように外に見せている。

②外壁材を横向きに使用している。(ログ組みっぽい)

③屋根を切妻屋根(三角屋根)としている。

④窓、ドアにケーシング(窓・ドア枠)が付いている。

その他にも色々ありますが、大きくはこの4点が主な理由です。

ログハウスでもHONKAの場合は、2階部分をフレームとしてログ組にしないことが多いので、見分け方のひとつとするのは難しいかと思います。


第3問

正解は・・・


2枚目です!

最初の方でも書きましたが、ノッチを長くするのはOKです。

今回のログハウスは、ノッチの先を伸ばすことでデザイン性を高め、手前のウッドデッキをより一つの空間として意識できるようにしています。

このデザインはログハウスだけの特権ですよね😊✨

1枚目の在来に関しては、2問目と同じく屋根、母屋、外壁材でログっぽさを出し、さらに色合いを寄せることでよりログハウス感を出しています。


3問とも正解できましたか?

正解できなかった人も解説を読んでログハウス検定バッチリですね!

実際にログハウスを見ると、その重厚感に圧倒されてしまうんですが、どちらも素敵なことは間違いないです。

ここに挙げた例以外にも色んな施工事例がありますので、気になった方はぜひ、展示場(展示場兼オフィス)に遊びに来てください😊

フォレスト・ブルーの建物は、他のHONKAディーラーさんと比較してもカラフルなんだそうです(笑)

見ていて楽しいこと間違いなしです!


最後に、おまけとして応用問題を1問出題します。

ぜひチャレンジしてみてください。

応用問題

分かりましたか?

正解は・・・


全部ログハウスです。 


えっ!!!


・・・いじわる問題失礼しました。

最後の問題はすべて、フィンランドに実際に建てられているHONKAのログハウスです。

フィンランドでは日本と反対に、地域によってノッチの先(木口)を出してはいけないという建築法規があります。

ノッチを出さない場合は、『コーナーケージ』といって、ノッチの外面から約3センチメートル延びた場所でカットし、付け柱で木口を上から隠す、又はコーナー部分のログ組を欠いて角が出っ張らないように加工します。

後者では、ログハウスを角から見たときにログのズレがないため、より、一度見ただけではログハウスかどうか分かりにくいです。

環境が違うだけで、同じログハウスでも真逆の法律があることに驚きですよね。

日本ではノッチの先が30センチメートル以下のログハウスは基本的にNGなのでご参考までに😉✨

次回もお楽しみに!


中尾

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