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海上輸送への影響

こんにちは。
ホンカ中九州 / フォレスト・ブルーの小寺です。

ホンカのログはフィンランドの自社工場で製造して、船旅で約3か月かけて日本に到着すると以前のブログでご紹介しました。
(https://honka-blog.jp/nakakyushu/?m=20231006)

北欧フィンランドを出発。

通常は地中海からスエズ運河を経由して、紅海を通って日本にやってきます。

しかしながら、昨年12月にイスラエル情勢を巡って武装組織がスエズ運河、紅海付近でコンテナ船など輸送船に対して攻撃や航行阻止行動を行う事例が続発。

大手の船会社が運航するコンテナ船がミサイル攻撃を受け、紅海の通航を停止して喜望峰経由へのルートに変更を行いました。

ホンカ本社で利用している船会社も緊急の安全対策としてスエズ運河経由および紅海区域の航行を取りやめ、喜望峰経由のルートに変更を行いました。

1月中旬の時点で、スエズ運河経由に比べて喜望峰ルートの国際輸送期間は3~4週間ほど長くなりました。

海外の報道資料によると、紅海の出口であるバブエルマンデブ海峡(赤丸の箇所)を通行する商船は、昨年12月中旬と比較して1カ月で約60%減少しているそうです。

1月中旬に行われた米英軍による武装組織の拠点への攻撃以降、中東情勢の混乱の長期化が予想されており、海外の海運大手のCEOは「少なくとも数カ月はサプライチェーンの混乱が続くだろう。」と述べています。


コロナウイルスによるパンデミックが起こった際には海外ではロックダウンが行われ、当然のことながら港湾での活動も停止。

物流が止まりコンテナが港に留まり続け、世界的に深刻なコンテナ不足に陥る事態が発生していました。

通常3か月かかる国際輸送期間が、当時は約半年かかっていました。

近年は通常の国際輸送日程に戻りつつありましたが、再び混乱を招く事態になっています。

続報は機会を見つけてまたお知らせしたいと思います。

ありきたりな言葉ですが、世界平和の重要性を身をもって感じる事案です。

早く争いの無い日常を取り戻して欲しいと願うこの頃でした。




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小寺

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