すきま

こんにちは。
ホンカ中九州 / フォレスト・ブルーの小寺です。

前回はHONKAのDK窓についてご紹介しましたが、今回は窓つながりで書いてみようと思います。


一般的な住宅でよく目にするアルミサッシや樹脂サッシとは異なり、HONKAは木製サッシを採用しています。

断熱性能等の機能面だけではなく、見た目的にもログハウスにマッチしています。

そんな木製サッシを開口部に設置したところがこちら。

1枚目の写真だと分かりづらいのですが、2枚目・3枚目の写真だとお分かりだと思います。

開口部と木製サッシのサイズがぴったりと合っておらず、すき間があるのです。

このすき間、設計段階でのミスやログキット作成段階でのミスではなく、敢えて作っています。

ログハウスを建てるうえで非常に重要な役割を果たしているすき間なんです。

このすき間の事を「セトリングスペース」と言います。


なぜ「セトリングスペース」を敢えて作るのか?

答えはログハウスが縮むからです。

ログハウスが縮む???とお思いの方がいらっしゃるでしょう。

なぜログハウスが縮むのか?

答えはログハウスが木材を横向きにして積み上げる工法だからです。


当然の事ながら木は水分を含んでいます。

木に含まれている水分が徐々に抜けていき、木が縮んでいく事を「セトリング」と言います。

木の表面から芯に向かって水分が抜けて乾燥が進むため、木の長さは変わらないのですが、木の太さ(直径)が少しずつ縮んでいきます。

その為に木材を横向きにして積み上げるログハウスでは、ログ壁の高さが徐々に下がってきます。

また、ログハウス自体の荷重によってログ材同士の密着度が高まることも、ログ壁が下がってくる要因になります。


セトリングを考慮せずにログハウスを建ててしまうと、下がってきたログ壁の影響を受けて窓やドアなどの建具に不具合が起こり、場合によっては負荷が掛かって破損する事になります。

ですのでセトリング対策として窓やドアの上部に「セトリングスペース」という空間を敢えて作り、伸縮性のある断熱材ですき間を埋めます。

セトリングでログ壁が下がってきてもセトリングスペースに沈みこみ、窓やドアへの影響を最小限にとどめます。

柱のセトリング対策には柱に金具を付けて高さを調整し、セトリングを吸収します。


気候、空気の乾燥状態、暖房の使用状況など様々な条件によって変わってきますが、セトリングは目安として新築から5年ほどで落ち着いてきます。

一般的には新築から3年ほどで70~80%が進行し、後はゆっくりと時間をかけて進んでいきます。

空気が乾燥しており、暖房を使用する冬の方が夏よりもログ材の乾燥が進み、セトリングも早く進むと言われています。


自然素材である木材を多く用いて建てられるログハウス。

お施主様にお引き渡し後もメンテナンスを行い、上手くセトリングをコントロールしていけば、ログ材同士の密着度が高まる事で更に強度も増し、数年後には成熟したログハウスになっていることでしょう。




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小寺

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ホンカ中九州
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