こんにちは。
ホームコーディネーターの小俣です。
今日は、ホンカの会社の拠点を移した頃のお話したいと思います。
1959年から1960年の冬、サーレライネン兄弟は会社の拠点をハットゥヴァーラからリクエサに移転させ、工場を開設しました。
当時の業務内容はまだ製材がメインで、実際に建築したログハウスの数は、1960年で15棟に過ぎませんでした。
のこぎりや斧といった手道具を用いずに建てた最初のログハウスは、1962年に完成しました。
リクエサの工場で製造されましたが、将来の方向性を予感させるかのように、そのログハウスが売られた先はイギリスでした。
同時にこの年に手掛けられたログハウスの数は25棟にまで増加しました。
発明の手腕に優れたサーレライネン兄弟が機械化の開発に踏み込んだのは手作業で行うことの重労働をなんとかするためでした。
つまり自分の仕事のきつさをどれだけ軽減できるか、実はそんな簡単なところに端を発しているのです。
機械化をすすめビジネスも軌道に乗り始めると、次は生産力を上げるための機械の高速化や製品の品質改善などを推し進めていくことになります。
初めの頃は金策にも苦しみました。財力がなければ思いのままに製品開発や技術開発を行うことも難しいのです。
製造上の問題は日常茶飯事、経営自体も非常に難しい状態にありました。
機械によるログ材の生産はそれほど注目された分野ではなく、道具も機械もないといっていい状況でした。
これらを解決するため、工夫を凝らして発明をすることで少しずつ前進していきました。
これがホンカの成長のバックボーンとなっているのです。
【 1958年にサーレライネン兄弟が角ログで建てたサウナとアッセル・サロ。 】
少しずつホンカの歴史を知ることで、ますます施主としても興味が湧いてきます。
それでは今日は、この辺で・・・。
小俣
*******************
株式会社ホンカ・ジャパン
ホームコーディネーター
小俣 あけみ
E-mail omata@honka.co.jp
直通電話 080-7044-6911(ログイイ)
〒150-0002
東京都渋谷区渋谷3丁目16-5
SHOKAIビル 6F
TEL 03-5778-4169
HPhttp://www.honka.co.jp/
*******************