こんにちは。
ホームコーディネーターの小俣です。
今日のホンカの歴史は、1990年代以降についてです。
ホンカは、1995年にフィンウッド社の残り株をすべて買収しました。
こうしてアラヤルヴィにあるフィンウッド社は2000年には完全にホンカに統合されたのです。
2008年当時のアラヤルヴィでは年間45,000㎡の材木を取り扱っていました。
また、1980年代当時は、接着の作業は全て手で行われていたそうですが、80年代も終わろうというときに接着工場で出火があり、これによって接着工程をオートメーション化させる動きが早まったのです。
2003年には新しい乾燥方法によってすばやく接着できるようになり、また接着の寿命も長くなりました。
そのための製造ラインとオートメーション化は大規模に2004年から2005年にかけて推し進められました。
これはホンカの歴史の中でも最も大きな投資のひとつです。
【 自社の乾燥所 】
製材のための原木は、一部は乾燥済みのものを仕入れてきていますが、ほとんどはアラヤルヴィの工場にある自社の乾燥所で乾燥させているのです。
1990年代の終わり、競争力を維持させるためにも業務を見直す必要がありました。力を注ぐべき事業に集中し、各地にある工場を消滅させる方針を打ち出しました。
こうしてホンカでは自分たちをログ材の専門、つまりログキットや床材などの建材の生産を行うフィンランドのトップ企業と意識するようになったのです。
そのためカルストゥラのキット工場は1998年から1999年にかけて全面的に機械を一新しました。
2000年の1月10日、新しい工場が稼働しましたが、木を扱う工場では火事のリスクがついてまわるものです。
カルストゥラのキット工場は稼働してわずか1日で、工場を全焼させる火事に見舞われてしまいました。
しかし、この火事がきっかけとなり、ホンカを飛躍させた出来事となったのでした。
その飛躍とは・・・。次回をお楽しみに!
小俣
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株式会社ホンカ・ジャパン
ホームコーディネーター
小俣 あけみ
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