こんにちは。
ホームコーディネーターの小俣です。
今日は、シリーズでお伝えしております、建築の基礎知識についてお話したいと思います。
前回は、建物にどんな力がかかるのか?について、お話しました。
今回は、もう少し細かく具体的に、建物の材料にどのような力が作用するのか考えてみたいと思います。
例えば、あなたのお部屋が2階建て住宅の1階にあるとしましょう。
上の部屋では、妹がピアノを弾いています。
このとき妹の部屋の床には、固定荷重である屋根、天井、壁などの重さと、積載荷重である妹、家具、本、ベット、そして重たいピアノなどの重さがかかります。
これらの重さによって極端に表すと、下の写真の左側のような状態になります。
外から力がかかると、材料の内部ではその力に抵抗する力が働きます。この力を応力といいます。
床に荷重がかかると、下に曲がります。この現象は、床の内部で曲げという応力が働くために起こります。この力を力学では曲げモーメントといいます。
例えば、上の写真右側のように、薄い板の両端を片手の指で支え、もう一方の手の指で上面をグッと押すと、板は下方向に大きく曲がります。この力がモーメントです。
このとき、板の中立線より下の部分は横に引っ張られ、上の部分は圧縮されています。床にもこれと同じ力が働きます。
これらの力を引張力、圧縮力といいます。
また、床の下には、床の重さを支える梁や小梁などが水平に設置されています。
上側からピアノのような大きな荷重がかかり、下側からピアノ荷重を少しズレた一で支えようとする力が働くと、床には斜めに切断するような力が働きます。この力をせん断力といいます。
いかがでしたか?
改めて材料にかかる力という観点から、いろいろ調べてみて、なかなかおもしろいなと思う小俣でした。
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