こんにちは。
ホームコーディネーターの小俣です。
今日は、シリーズでお伝えしております、建築の基礎知識についてお話したいと思います。
突然ですが、皆さんコンクリートは何で出来ているのか?と考えたことはありますか?
現在では、ビルだけでなく一般の住宅にもコンクリートが使われています。
「 コンクリートとセメントはどう違うの?」と考え込む人もいらっしゃると思います。
一般の人の頭の中では、この両者は混合されているようです。
セメントは工事現場で見かける大きな袋に入っている粉。その正体は、石炭石や粘土などを焼いたものを砕いて作ったものです。
このセメントに水、砂を混ぜると、モルタルというものが出来ます。
このモルタルに、さらに砂利を加えたものが、コンクリートなのです。
また、コンクリートの性能をよくしたり、材料同士を混ざり易くする混和材と呼ばれるものを少量加える場合もあります。
つまり、セメントはコンクリートの材料のひとつなのです。
セメントと水を合わせると科学反応を起こし、両者は固まります。これを水和反応といい、このセメントの性質を利用して、材料を練り、混ぜて、型の中に流し込み、固まらせてコンクリートを作るのです。
コンクリートは、引っ張りには弱いのですが、圧縮には強い材料です。
例えば、低品位のコンクリートでも、1c㎡mでだいたい100㎏の重さに耐えられます。
このコンクリートの固まりの上に人間が一人乗ってもつぶれないそうで、5㎠になると、自動車1台くらいではつぶれないほどの強さを備えているそうです。
ただし、引っ張りに耐える力は、この圧縮に耐える力の約10分のいくらいしかないそうです。
ログハウスの建築には、基礎に使われている部分でコンクリートを見ることが出来ます。
圧縮に強いということで、コンクリートが基礎に使われるということに改めて納得です。
小俣
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小俣 あけみ
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