こんにちは。
ホームコーディネーターの小俣です。
今日のホンカの歴史は、ドイツへの行動についてお話したいと思います。
ドイツには1972年から代理店がありましたが、新しい進出のための戦略として意識的に行動に出たのは1986年です。
ハノーバーで行われたコンストラクタ・フェアに参加したのでした。
指揮をとったのは長年ホンカで部長として輸出部門を支えていたレイヨ・ライハネンでした。彼は後にフランスの輸出マネージャーとして、またフランスでの子会社経営で手腕を見せる人物でもありました。
このフェアによってドイツは現在の代理店ネットワークの根幹とも呼ぶべき人脈が出来ました。ここで出会ったウルフガング・ヴォン・オウ、クララ・ヴォン・オウ、フォルマ・ボット、ローランド・ボットは今でもホンカの代理店として活躍しています。
1980年代後半には代理店数は8になり、ドイツ国内にはホンカのサービスセンターと研究所もあります。
ドイツの子会社はホンカ・ブロックハウスは1992年、ニーダーザクセン州のモルベルグに設立されました。共同経営者としてヘルムット・ジャスパースを迎えます。
1993年にはユハ・コノネンがドイツ輸出を担当することになり、成果を上げていきました。
2003年ブロックハウスの社長として新しくホルスト・クナフルが任命されました。このときホンカは子会社の株をすべて獲得しますが、当時ドイツでは経済不況が長引いていました。
2004年、組織の見直しにあたり、人員の大幅削減に踏み切りました。これは顧客主体の効率的な組織にする為の決断でもありました。2005年7月、ホルスト・クナフルを解雇し、新しい社長としてホンカで様々な職務経験を積んできたヨルマ・ルースカが任命されたのでした。
新しい経営方針を打ち出して子会社の基本戦略を変更し、代理店たちからの信頼も回復し、売り上げも持ち直しつつありました。
ところが、ドイツの建築市場が停滞します。2007年は建築許可数からみると、これまでで最小の状態となっています。これは2006年のはじめに消費税が上がったことや住宅購入者向けの援助が廃止されたことが原因だと思われるそうです。2007年10月よりホンカ・ブロックハウスの社長にマッティ・ナウッカリネンが就いています。
次回は、フランス向けの輸出についてお話しします。
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株式会社ホンカ・ジャパン
ホームコーディネーター
小俣 あけみ
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