こんにちは。
ホームコーディネーターの小俣です。
今日のホンカの歴史は、フランス向けの輸出についてお話したいと思います。
ホンカのフランス向けの輸出は既に1970年代半ばから始まっていました。はじめはその都度個々に売るという小さな規模の物だったそうです。
80年代にさしかかる時に、フランス人とフィンランド人の夫妻、マルティーヌ・キヴィマキとマルック・キヴィマキが、トゥールーズに営業所を開設しました。1978年のことでした。
この会社は、のちに代理店のネットワークを拡大していく上で、ホンカにとって大きな役割を果たしてくれたんだそうです。
フランスの子会社は1995年、パリに設立されました。これはもともとフィンウッド社とピエール・ヴァシェランによる子会社の基盤の上に実現しました。ここでの業務はフランスの各代理店のサポートにあたることでしたが、当初はネットワークがうまくいかず、フランスの業界の中にホンカの地位を確保するまでには至らずにいたそうです。
建築材として、ログ材はフランスではそれほどの価値が見出されておらず、ログハウスも他の木造建築と同じように見られていました。フランスでは長らく、ピレネーやアルペンといったドイツの影響の強い地域に需要が限られていましたが、少しずつではありましたが他の地域でもログハウスが評価されるようになり、のちに取り扱われるものも休暇用から住宅用になっていったそうです。
【 建築家ジャン=ミシェル・マルティグノン氏が設計したホテル・ヴァルピエール・ロッジ(2002年)。スイスのバレーにあります。 】
次回は、フランスの子会社の売り上げについてお話ししたいと思います。
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株式会社ホンカ・ジャパン
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小俣 あけみ
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