こんにちは。
ホームコーディネーターの小俣です。
今日は、シリーズでお伝えしております、建築の基礎知識の中の三角測量についてお話ししたいと思います。
地面が平らなら、距離と角度を測るだけでいいのですが、坂になっていて高低差がある敷地に建物を建設することもあります。
建物の床は水平になっていて欲しいので、傾斜地でも建物を斜めに建てるわけにはいきません。
その為、図のような水平距離を求める必要があります。
AB間の距離を知りたいとき、A1に巻尺を置き、水平に伸ばします。坂の勾配が急で、一度にBまで測れない場合は、とりあえずCで垂直に下ろし、そこをC1とします。これで、ACの距離がわかります。
C1から同じように、水平に伸ばして、目的地のBまで届いたら垂直に下ろし、CBの距離を測ります。ACとCBの距離を足すと、ABの距離がわかります。これとは逆に、下から上へと登りながら測る方法もあります。
ふつう、住宅やビルを建てるときは、このような方法で測量が行われます。一方、ダムや橋などの大きな土木建造物をつくるときは、山を1つ2つ越えることもあります。そうなると直接巻尺を当てて測ることができないので、間接距離測量を行います。
その中でも、三角測量というのが最も基本的で良く用いられている方法です。
三角測量は、正弦比例の法則を利用して行います。正弦比例とは、三角形ABCの角A、B、Cの大きさに、辺a、b、cの長さが正弦比例するというものです。この三角形の性質を利用して測量を行うのです。この三角測量を行なう道具としては、望遠鏡やレーザー光線を使った測量器機などがあります。
さらに航空写真や人工衛星の利用など大がかりな技術が用いられることもあり、測量技術は日々進んでいます。
次回のこのシリーズでは、建物の下の地盤についてお話ししたいと思います。
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