こんにちは。
ホームコーディネーターの小俣です。
今日は、シリーズでお伝えしております、建築の基礎知識の中の建物の下の地盤についてお話ししたいと思います。
建築物が建つ土地、つまり地盤について考えてみたいと思います。
自分の家が建っている地面の下がどんな状態なのか?と、考えてみたことがありますか?私自身は、この仕事に携わっていたことから、お客様の建築予定地はもちろん、我が家を建てた時に地盤について色々情報収集をしたり、勉強をしました。
かつてはそこは沼地で、やわらかい粘土質の地盤かもしれない。それでも、家を建てるために適当な処置がなされていれば問題はありません。しかし、沼地の上に土をかけた程度ということもありえました。見た目にはまったくわかりません。
その上にいきなり重い建物を建てると、時間と共に地盤が沈んでいく、地盤沈下という現象が起こるかもしれません。
地盤沈下は次のようなメカニズムで発生します。
土の中には水と空気がたくさん含まれています。その上に重い建物が乗ると、水と空気は絞り出されていきます。その分土は固く、密になりますが、地面あどんどん下がっていきます。これが地盤沈下なのです。
通常、地盤は何層かで形成されており、深いほど固くなります。例えば、日本の耕作地域では、一般的に地面から50㎝~1mくらいが表土で、やわらかい土の層なのです。その下から数mまでが火山灰や粘土などの混じりあった層。そして、さらにその下に固い層があります。
地盤沈下を避けるためには、固い層まで掘って「建物の基礎」を作る必要があります。高層ビルや工場などの大きな建物の場合では、地中に鋼製の枠を差し込んで地盤を振動させるなどして、土の中から水を絞り出して固めておくなどの処理が必要なケースもあります。
次回のこのシリーズでは、建物の基礎の目的についてお話ししたいと思います。
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