こんにちは。
ホームコーディネーターの平井です。
今日は、私が今までログハウス建築に携わり、木に関することで
疑問に思い、その都度調べてきたことの一部をお話したいと思い
ます。
今から、3.5億年前の古生代石炭紀の地球上には、樹木のように大
きい木性シダが地表に繁っていました。
その後、2~3億年前の古生代二畳紀から中生代3畳紀、ジェラ紀
にかけてソテツ類やイチョウ類が大森林を形成しました。
1億年前の白亜紀には針葉樹が全盛をきわめましたが、その後広葉
樹が出現してきたそうです。
現在の地表の森林には、針葉樹と、より進化した植物の広葉樹が
混在して生育しているといえます。
では、針葉樹と広葉樹とでは、何が違うのでしょう。
分類学的には、針葉樹は裸子植物、広葉樹は被子植物の仲間に属
します。
木材の組織からみると、この両者の大きな違いは針葉樹が仮道管
で出来ていること、広葉樹は道管をもつということにあります。
仮道管は一本でひとつの組織ですが、道管は上下に多数つなが
り水分通導に大変便利な構造になっています。
広葉樹が現在に至るまで繁茂してきたのは、道管をもつため環境
条件の厳しいところでも対応できたことによると考えられていま
す。
葉の形をみると、スギ・マツ・ヒノキに代表される針葉樹では葉
脈が並んで配列し、
ケヤキ、ブナ、クリのような広葉樹では葉脈が広く網状になって
います。
材質的に針葉樹材は、一般的に柔軟なことから軟材、広葉樹材は
なものが多いことから硬材と称されることがあります。
また、広葉樹材を構成する組織は針葉樹材よりも複雑で、しかも
道管の分布パターンが様々であることから特徴的な杢が現れるこ
とがよくあるそうです。
寺社建築物に用いられている木は飛鳥、白鳳、奈良時代では針葉
樹のヒノキやスギが多く、近世以降は広葉樹のケヤキも用いられ
るようになったのは、硬い木を加工できる工具や技術が発達した
ことも一因といわれているそうです。
いかがでしたか。
私自身、普段は針葉樹と広葉樹の違いを意識するのは、薪ストー
ブの薪を選ぶ時に気にしている程度でした。
このことを知ってからは、少しだけ周りの木々を見る目が変わっ
てきたように思います。 平井
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