こんにちは。
ホームコーディネーターの小俣です。
今日はシリーズでお伝えしております、建築の基礎知識について
お話したいと思います。
645年は、あの有名な政治改革「 大化の改新 」の年です。
これによって、日本は中央集権国家の道を歩むことになりまし
た。
今の大阪を都として、難波京という都市がつくられ、ちょうど大
阪城のあたりに、天皇の住まいである宮殿が置かれていて、これ
が日本ではじめての計画都市といわれているそうです。
それから、都は藤原京、平城京へと移り、794年の平安京と本格
的な都市が徐々に出来上がっていきました。
平安時代のころには、はっきりと特権階級ができ、貴族文化が栄
えたんだそうです。
不滅のロングセラー「 源氏物語 」には、貴族の華やかな生活が描
かれていますよね。
農民は竪穴式の住居に住んでいたようですが、有力な貴族は、
「 寝殿づくり 」と呼ばれる建物に住んでいました。
床は高床式 。主人が生活する寝殿を真ん中にして、その左右、あ
るいはうしろに対屋と呼ばれる建物があり、寝殿と対屋は渡り廊
下でつながっていました。
寝殿の南側は庭になっており、池や小さな山などをつくり、自然
景観を取り入れていたものもあるそうです。
建物の中身は、間仕切りのほとんどないオープンなスペースに、
必要に応じてついたてや屏風のようなものを置いて、空間を仕
切っていたようです。
屋根は檜皮葺(※1)、天井はなかったので、屋根の裏側はまる見え
だったそうです。
床は板張りで、これまた適宜、人が座る所に畳や座布団等を敷い
ていたそうです。
※1:檜皮葺(ひわだぶき)とは、屋根葺手法の一つで、檜(ひのき)の樹皮を用いて施工する。 日本古来から伝わる伝統的手法で、世界に類を見ない日本独自の屋根工法である。多くの文化財の屋根で檜皮葺を見ることができる。
10円玉の表に描かれている京都の平等院は、寝殿づくりの住宅を
改造してお寺にしたものなんだそうです。
当時の寝殿づくりの形式を残している貴重な建物といえます。
いかがでしたでしょうか?
こうして、日本の建物の歴史を知ることで、ますます建築の面白
さを知る小俣でした。
次回は、“ 書院づくり ”についてご紹介したいと思います。
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