こんにちは。
ホームコーディネーターの小俣です。
今日は、シリーズでお伝えしています木に関する事柄について、
お話ししたいと思います。
水中でユラユラと波の動きに身をまかせる藻類と、地上で真っす
ぐに幹を伸ばし枝葉を茂らせて立つ樹木。
どちらも同じ植物ですが、進化の過程で水から出て陸上で生きて
いくためには、水分をどう確保して、体の乾燥を防ぐかが問題
だったそうで、この問題の解決法のひとつが、リグニンをつくり
出すことでもあったそうです。
リグニンはコケ類や藻類などには存在せず、水分通導組織の維管
束が発達したヒカゲノカズラやシダ類、裸子植物、被子植物にの
み存在するそうです。
その量は木本類では特に多く、スギやヒノキのような針葉樹には
約30%、ポプラやブナのような広葉樹には約20%、草本類には15
~20%程度含まれており、これらのリグニンは、その構造も少し
ずつ異なっているそうです。
また、リグニンはこの地球上でセルロースに次いで多量に存在す
る天然の有機化合物でもあるそうです。
このリグニンは、もとは有害なフェノール性の代謝生成物が重合
してできたものですが、決して廃棄物というわけではなく、植物
にとってはとても大事な働きをしています。
まず第一に維管束の組織のセルロース、ヘミセルロースからなる
細胞壁を強固に接着して、水分や養分の通り道であるこれらの組
織の防水加工に役に立っています。
これにより、根から吸収された水分が、途中で漏れたり拡散して
なくなることなく運ばれるそうです。
また、同時にこれらの組織に剛性を与え、機械的な衝撃から植物
体を守ります。さらに、リグニンは微生物などによる攻撃にも大
きな抵抗性を示します。
樹木の細胞の二次壁の中のセルロース、ヘミセルロース、リグニ
ンはラメラ構造をしているといわれ、樹木の体をしっかりと支え
ることのできる複合材料をなしているそうです。
この細胞の構造をたとえていうと、鉄筋コンクリートとみなすこ
とができます。
引っ張りに強い鉄筋はセルロース、ヘミセルロースに相当し、圧
縮に強いコンクリートに匹敵するのがリグニンというわけです。
樹木の大きなものになると樹齢数千年というものもありますが、
通常のプラスチックなら当然劣化してだめになるような、何千年
などという長い年月、高さ数十メートル、重さ数百トンの巨体を
なお支え続けていられるのも、このリグニンのおかげということ
ですね。
いかがでしたか?
こうして身近な木について調べていくことは、いつも新しい発見
があり、とても楽しいですよ。
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