おはようございます！

ホームコーディネーターの小俣です。

先日のブログでもお伝えしましたが、今日明日と開催されます、

毎年恒例のモンベルクラブ主催のイベントに、ホンカがブースを

出展させて頂くことになりました。

今日は、その準備の様子をお伝えします！

 

昨日の朝、平井と二人、ホンカのディーラーであるホンカ埼玉東

KIGUMIさんの事務所に寄り、ある展示物を借りに行ってきまし

た！

ある展示物というのは、ホンカのノッチサンプルです。

この写真は、KIGUMIの矢嶋さんにダボ穴を開けて頂き、ご来場

頂いた皆様に、ノッチと共にログホームの構造をよりわかり易く

お話しできるようにと、加工してもらいました。

 

このサンプルを用意していく一番の理由は、このノッチによっ

て、ログハウスの気密性・水密性に大きな違いがあるということ

を皆さんに知っていただきたいのです！

 

常日頃からこのブログなどで、ログ積の様子をお伝えしています

が、やはりなかなかこのノッチ部分やダボ穴をじっくりとご覧頂

くことが少ないので、この機会に実物に触れて頂こうと思ったの

です。

その他、今年ホンカを購入の方に、もれなくついてくるホンカオ

リジナル郵便ポストや数々のログサンプルをトラックに積み込

み、平井の運転でいざ会場へ出発です。

 

約2時間のかけて会場に到着。

他ホンカスタッフと共に場内に設置です。

普段あまりこうした力仕事はしませんが、いざというとき頼りに

なる平井なのです！

毎年1万人以上の方々が来場するというこのイベント。

今日明日の2日間、参加スタッフと共に、私達も思いっきりこのイ

ベントを楽しみながら、ご来場頂いた皆様にログハウスの素晴ら

しさを知っていただきたいと思っています！

　小俣

2016年ホンカ・ジャパンは25周年を迎えました！

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株式会社ホンカ・ジャパン　/　ホームコーディネーター

小俣　あけみ

E-mail　omata@honka.co.jp

直通電話　080-7044-6911（ログイイ）

〒150-0002

東京都渋谷区渋谷3丁目16-5　SHOKAIビル　6F

TEL　03-5778-4169　　HP　http://www.honka.co.jp/

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こんにちは。

ホームコーディネーターの小俣です。

先日のブログでお伝えしました寝室の役割について考えた、お部

屋のコーディネートについてお伝えします。

 

2回目最後の今日は、寝室の空間✕素材✕色をコーディネートし

て、くつろぎの空間つくりのヒントをご紹介します。

 

寝室における床や壁、天井の面積は空間全体の割合から見て多く

の面積を占めるため、コーディネートする内容によって得られる

効果が大きく変わります。

例えば天井に傾斜がついていたり、梁が出ていたりといった「変

化」を付けるとくつろぎ感が高まるといわれています。

天井を高くすると解放感を感じられます。

逆に低いほうが落ち着くという方もいるので、自分に合った環境

を整えるのが理想です。

また、使う素材によって得られる効果というものもあります。

睡眠をとる寝室には、調湿性のある珪藻土や漆喰等自然素材の

ものを使うのもいいですね。調湿性のあるタイルもオススメ。

壁一面に貼り込むだけで消臭・調湿効果が期待できます。

仕上げ材にこだわることでお部屋の空気までも変えられるので

す！

ちなみに、木というのも調湿効果があるので、ログホームはまさ

に、調湿効果満載の家なのです！

そして、ログホームの室内の壁や天井などに、上記でご紹介した

異素材のものを組み合わせることによって、空間にアクセントが

生まれ、デザイン性も高まります。

 

その他、選ぶ色でも得られる効果があるのでご紹介します。

色は私たちの感情に大きく関わっているといわれています。

寝室にはどんな色がぴったりなのでしょうか？

色は3つの要素でできています。

「色相・明度・彩度」です。

色相とは色味の違い、明度は色味の明るさ、彩度は色味の強さを

指します。

色相は赤よりも青の方が落ち着いた雰囲気になるというのは、な

んとなく分かります。

色味にはそれぞれ印象があります。

明度と彩度は、高いほうが興奮色、低いほうが鎮静色だといわ

れています。

そう考えると、くつろぎの色を選んで、中でも明度・彩度が低い

ものを選ぶと良さそうですね。

ログホームはお部屋全体がもうそのままくつろぎの色なので、

カーテンやブラインドなど窓装飾に好きな色を取り入れるという

のもいいですね。

 

いかがでしたか？

「くつろぐため、よく眠るため」を考えてひとつひとつ見直して

みませんか。

寝室でしっかり癒されて、元気をためて、朝気持ちよく出かけて

行きましょう！

　小俣

 

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TEL　03-5778-4169　　HP　http://www.honka.co.jp/

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こんにちは。

ホームコーディネーターの平井です。

今日は、完成引渡しを迎えました茨城県つくばみらい市の

K様邸をご紹介します。

2段屋根のファサードはK様のこだわりです。カッコいいですね！

プランづくりはここから始まりました(^^)

平屋の「トピ」をアレンジしてロフトをつくったK様邸は、

とっても開放的な住空間となりました。

南北に配置したリビング・ダイニングはとても広く、

キッチンはK様こだわりのステンレスキッチン(^^)

照明やスイッチプレートもお気に入りのシルバー色で

統一しました！

ダイニングテーブルを兼ねた収納カウンターを造作。

シーンに合わせてカウンターを広げることが出来るアイデアもの

です。

リビング続きの和室はバリアフリー。

縁なし畳が洋風の和室を可愛らしくまとめてくれます(^^)

リビング・ダイニングは、全体を吹き抜け空間として、

吹き抜け中心にはキャットウォークが意匠的にわたっています。

ロフトには広い多目的スペースと大きな収納部屋を設けました。

薪ストーブも設置。

バーモントキャスティングスのイントレピットⅡです。

コンパクトなサイズですが、暖房としてはもちろん、

料理など実用的かつ機能的なアイテムが揃ったとても楽しい

名機ですよ！

お引渡しの最後はホンカエンブレムを取付け完成です＼(^o^)／

そして今年は25周年キャンペーンとしてログの郵便ポストを

プレゼントしています。

あまりの大きさと立派さにK様にもビックリして頂きました(^^)

完成の喜びににひったっていると引越し屋さんが到着！

完成お引渡しとお引越しを同日に。

いよいよ新しいログホームで新生活が始まります。

 

「　K様、竣工とお引越し、本当におめでとうございます。

家づくりの計画を一緒に始めてから長いようであっという間

の時間でした。

これから夢だったログライフを満喫してください。

たまには遊びに伺います。

改めまして、これからも宜しくお願い致します。　平井　」

 

　平井

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こんにちは。

ホームコーディネーターの小俣です。

今日からシリーズで、建築の基礎知識を簡単にお話ししていきた

いと思います。

まず最初の今日は、日本の建築の歴史をたどってみたいと思いま

す。

 

「 建築 」というと皆さんは、何をイメージしますか？

ほとんどの人は、小さいころから住んでいる家が一番身近な建築

物なのでしょうね。

皆さんのそれぞれの家をあらためて見渡してみると、普段はあま

り気づかないかもしれませんが、あちこちに色々な工夫がこらさ

れていることに気が付かれると思います。

地震が起こっても簡単には崩れないようになっていますし、雨が

降っても家の中に水が入らないだけでなく、うまく排水されるよ

うになっています。

また、太陽の光がほどよく家の中に入るよう、計画的に窓の大き

さ等が決められています。

自然から身を守り、あるいは自然をうまく利用して、安心して生

活することが出来るように工夫されています。

今でこそ、ほとんどの方が不自由のない、快適な住居に住んでい

ますが、もちろん、人類が誕生したその時からこんなに便利な住

居があったわけではありません。

 

当時は、建物を建てる材料はあっても、道具や知識、習慣があり

ませんでした。

より快適な住居を求めて、われわれの先祖が何百年も何千年もの

時をかけて積み重ねてきた技術の上に、現在の住居があるので

す。

では、昔の家はどんな形をしていたのでしょうか？

そして、建築物はどのような経緯をたどって発達してきたのか？

 

次回は、古代の人がどのような家に住んでいたのか？をご紹介し

たいと思います。

　小俣

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こんにちは。

ホームコーディネーターの小俣です。

家の各部屋にはそれぞれ役割がありますが、その中で1日の疲れ

を癒し、朝目覚めて1日をスタートするという、とても重要な場所

である寝室の役割について考え、そこからお部屋のコーディネー

トについて2回に分けてお伝えしていきます。

お部屋にはそれぞれ名前がついていますよね。

キッチン、リビング、ダイニング・・・それぞれ役割も違いま

す。

キッチンはお料理をする場所。

リビングはくつろいだり、TVを観たり、お客様を招き入れたりす

る場所。

ダイニングは食事をとる場所。

 

さて、それでは寝室は何をするための空間なのか？と考えると、

ほとんどの方が「寝るところ」と答えると思います。

でも、実はその他にもいろいろなことをする場所なのです。

就寝前にくつろいだり、読書をしたり。

起床の場所でもあり、身支度をする場所でもあります。

このように、何をするための空間 なのかを考えることで、おのず

とその部屋に必要なものが見えてくるのです。

そんな、意外と大切な空間である寝室、いったいどのようにコー

ディネートすることが最適なの でしょうか？

 

1回目の今日は、照明について考えてみたいと思います。

今、皆さんが毎日寝ている寝室の照明器具を思い出してみてくだ

さい。

一般的な洋室であれば、天井の真ん中にぽっかりとシーリングラ

イトが付いているお部屋が多いのではないでしょうか？

その照明、本当は寝室には明るすぎてちょっと合わないか

も・・・思われていませんか？

寝室は就寝前にまどろみ、眠りにつく空間です。

他の部屋よりも控えめの明るさでくつろぎを妨げないやわらかな

光がおすすめです。

部屋全体をやわらかな光で包み込む間接照明を取り入れてみるの

はどうでしょう？

それだけでは明るさが足りない場合は、ベッドの足元に照明を取

り付けてみるのもおすすめです。

光源が直接目に入らないコーディネートで、まぶしさを抑えなが

ら空間に奥行や広がりを作ってくれます。

 

そんなこと言われても、今ある照明器具を付け替えるなんて簡単

にはできませんよね。

そんな時には、スタンドライトがおすすめです！

こちらもやはり光源が目に入らないよう足元に置けば、くつろぎ

の明かりで包んでくれますよ。

また、枕元に読書灯やスタンドライトを備えておけばベッドでま

どろみながら読書ができますね。

最高の癒しの時間になりそうです。

手元でON/OFFができるよう、枕元にスイッチやリモコンがあれ

ばもう言うことなしですね！

いかがでしたか？

現在、家づくりを計画しているという方はもちろん、まだまだ当

分先にと考えていらっしゃる方にも今のお住いにお役に立てれば

いいなと思って、このようにブログでご紹介しました。

 

逆に何か、調べてほしいことなどがありましたら小俣のメールへ

お知らせください！

ブログに掲載したりして、わかり易くお答えしますよ！

小俣　E-mail:　omata@honka.co.jp

ちなみに今日は、私達夫婦の26回目の結婚記念日と我が家のログホーム契約記念日という私たち家族にとって特別な日なのです！

　　

 

家づくりもこうしたことでも楽しみたいですね！

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こんにちは。

ホームコーディネーターの小俣です。

今日は、パシフィコ横浜の展示ホールで開催されるモンベル・イ

ベントについてのお知らせです！

 

毎年恒例のモンベルクラブ主催のイベントを9月18日（日）・19

日（月祝）にパシフィコ横浜にて開催します！

そこでモンベル・フレンドショップ加盟店の私達ホンカもブース

を設置し、特典やアウトドア情報、特産品いっぱいのこのイベン

トを皆さんと一緒に楽しみます。

 

ログハウスを好きな方って、結構アウトドアを経験なさっていた

り、道具を一通りお持ちの方も多いので、このイベントでアウト

ドアに関する最新情報やお得情報が得られればいいなと思い、今

回このブログを通して皆さんにお知らせすることにしました。

是非、楽しいこのイベントに参加してみませんか？

私も前回、このイベントにプライベートで参加し、金魚すくいを

楽しみました！

また、体験するだけではなくお買い得品や特産品をGETできた

り、ステージイベントでは、トークショーやライブも楽しめ、飲

食ブースも充実しているので、親子で1日じゅう過ごせます！

しかも、大型店舗でなければ陳列できない大型のカヤックやカ

ヌーを間近に見れたり、今回の横浜会場限定として訳ありカヤッ

クなどを特価販売するそうです！

 

毎年、1万人の方々が来場されるこのイベントにぜひ参加してみて

ください。

私達ホンカも皆さんと一緒に楽しむだけでなく、専用ブースを設

け、ログハウスについてわかり易くお話できるよう、ログハウス

ならではのものをお見せできるよう準備しています！

⇓　　詳細については、こちらをご覧ください！

http://www.montbell.jp/generalpage/index.php?general_id=305

皆さんにお会い出来ることを楽しみにしています。

　小俣

今年の4月、ホンカ・デザインセンターがアウトドアブランド「 モンベル 」のフレンドショップとして加盟し、このデザインセンターから約7Km河口湖方面にあるモンベル富士吉田店にて、ホンカのパンフレットを設置しています。

是非お立ち寄りください！

【 モンベル富士吉田 】

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こんにちは。

ホームコーディネーターの平井です。

今日は、ホンカ・ログホームの最大の特徴である

ノッチ（ログ交差部）についてお伝えします。

通称「カーブノッチ」といい、ノッチ部分に対し、高い気密性

・水密性を実現したログ材なのです(^^)

ログとログが交差する部分の形をご覧ください。（上部写真）

2つの大きな溝と山があることがわかるかと思います。

室内まではこの2つの溝を超えなければ水が浸入できない形状と

なっております。

また、ログの裏側をご覧ください。（上部写真）

耐久性の高いゴムを使用し、壁面の気密性・水密性を高いものに

しています(^^)

上部の写真からわかる通り、こちらも2重構造となっています。

積上げていくと溝が隠れてしまい全くわからなくなりますが、

ログハウスの壁は構造躯体を兼ねており、ログの形状が

建物の性能を左右する重要なパーツとなっているのです。

上部写真は、25周年モデル「トゥンネ」のＫ様邸です。

ホンカの構造を知りたい方は是非ご見学にいらしてください。

※　ご見学ご希望の方は、平井までご連絡ください。

　平井

◇◆◇ HONKA  FAN  MEETING  2016  今年も開催！ ◇◆◇

⇓　参加ご希望の方は、お早めに平井宛にご連絡ください！　

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こんにちは。

ホームコーディネーターの平井です。

今日は、いよいよ始まりました25周年モデル「トゥンネ」の

建て方の様子をお伝えします。

K様邸の建築地は千葉県匝瑳市。

発売以来大好評の「トゥンネ」ですが、K様邸が関東で一番早く

工事が始まりました＼(^o^)／

K様邸は、田園風景が広がるのどかな場所に建築しています。

まだまだ暑い夏空のもと、汗を拭きながら頑張る大工の皆さん。

ちょうど大きな集成梁を設置するところです。

事前に2階の根太（床構造）を支える金物を設置しています。

クレーンで吊り上げ設置。

2階の壁を造る前に、2階の床を仮組みし、2階の壁を造るための

作業スペースを造ります。

いつ見てもビシッと積まれたログは美しいですね(^^)

夏休みも終わり、そろそろ稲刈りの季節です。

来年春から夏に向け、家づくりをご検討の皆様、

限定25棟の「トゥンネ」。まだまだ間に合います。

是非、ご見学にいらしてください。

※　ご見学ご希望の方は、平井までご連絡ください。

　平井

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こんにちは。

ホームコーディネーターの小俣です。

今日は、先週末開催させて頂きましたつくばみらい市の完成見学

会での様子をお伝えします。

両日共、曇り空や時折雨がパラついたお天気ではありましたが、2

日間で11組の方々にご来場頂きました。

皆さん、ありがとうございました！

実は、お越し頂いた方々の中には、もう既に他メーカーのマシン

カットログハウスに住まわれていらっしゃる方、ポスト＆ビーム

工法というログハウスに住まわれていらっしゃる方、そしてもち

ろんホンカに住まわれていらっしゃる方など、今から家づくりを

初めて計画なさる方だけではないのが、このホンカの見学会の特

徴でもあります。

毎回私が思う、とても不思議でうれしいことなのです。

私達がこうした見学会に皆さんをお誘いする理由のひとつは、こ

うしたログハウス・ファミリーが集まることで、今から家づくり

を計画なさる方にとって、なぜログハウスを選んだのか？など、

一般住宅の見学会では得られない情報を直接ログハウスに住んで

いらっしゃる方から得られるからなのです。

 

もちろん、ログハウスに住まわれていらっしゃる方にも、ログハ

ウスのリフォームについてのご相談やメンテナンスについてな

ど、様々な質問にもお答えしています。

皆さんそれぞれ計画の進み方によって、質問する内容や見学する

箇所が違い、私達もそれに対して、わかり易く説明させて頂きま

した。

皆さんお帰りになる際には、笑顔で「 今後も何かと質問しま

す! 」と、おっしゃって頂けるので、私達も開催してよかったなと

思うのです。

 

今後もまた、こうした見学会を随時ご案内させて頂きますが、お

施主様のご厚意でお引渡し前にご覧頂ける貴重な完成見学会で

す。年間数回しかない見学会です。

是非、開催の際にはご見学にいらしてください。

お待ちしております。

　小俣

 ⇓　次回は、このイベントでお会いしましょう！

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こんにちは。

ホームコーディネーターの小俣です。

今日は、シリーズでお伝えしています木に関する事柄について、

お話ししたいと思います。

 

古来、森林資源の豊かな国土に住んでいた日本人は、縄文時代に

はすでに樹木それぞれの特性を知っており、森に分け入っては目

的の樹木を求め、盛んに利用してきたそうです。

 

しかし時代を経るにしたがって、鉄器の導入や農耕の開始などを

背景に、用いる樹木の種類にはかなりの変化がみられます。

関東地方では、弥生時代の資料はあまり報告されていないそうで

すが、それ以外の時代の木製品は、考古学的な遺跡発掘のおかげ

で、かなり見つかっていて、われわれの祖先の木材利用の様相が

明らかになりつつあるそうです。

 

縄文時代中期～晩期、古墳時代および古代における樹種選択の様

子と遺跡周辺に生育していた樹木とを比較することによって、当

時の人々と森林とのかかわりがわかります。

 

杭・割材・建築材などでは、縄文時代にはクリの使用が多いのに

対し、古墳時代以降ではクヌギ類がそれに置き換わっているそう

です。

他の広葉樹は少なく、縄文時代～古墳時代を通じて、ナラ類やカ

シ類、ヤマグワ、トリネコ属がところによって適宜用いられる程

度だそうです。

関東山地に近い場所では、古墳時代以降、クヌギ類に加えてモミ

属やスギなどの針葉樹も多用されるようになりました。

出土した自然木は、遺跡周辺の当時の森林植生を反映していると

考えられているそうです。

この中には、用材とはならないヤナギ属やハンノキ類の他、縄文

時代ではクリとトネリコ属、古墳時代ではクリ、クヌギ類、ヤマ

グワが、また古代ではクリとクヌギ類がみられるそうです。

クリおよびクヌギ類はほぼどの時代にも、遺跡周辺に普通に生育

していましたが、杭・割材・建築材などをみると、時代ごとの用

材はいずれかに限られるそうです。

 

時代ごとの用材の変化は、道具の変化が第一にあり、その他にも

樹種の好みや食料生産といった文化的な背景もあったと思われて

いるそうです。

 

時代の変化に、樹種の変化がこんなにも関連していることを知

り、今後も木についてもっと調べていきたいと思った小俣でし

た。

　小俣

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