こんにちは。
ホームコーディネーターの平井です。
今日は、照照明計画の変化についてお話したいと思います。
これまでの日本家屋の照明は、「 一室一灯照明方式 」が長く採用
されてきました。
これは、部屋全体を照らすための照明器具を、部屋の中央にひと
つ置いたスタイルです。
住宅様式の多様化や、省エネへの関心が高まるにつれ、ここ数十
年で照明計画も変化しました。
現在の一般住宅で多く見られるのは、ワット数を抑えてた灯りを
分散させ、部屋の必要な箇所だけを照らす「多灯分散照明 」とい
う方式です。
そんな、高い省エネ効果と、シーンによって照明の組み合わせが
楽しめる空間演出をもたらす多灯分散照明についてご紹介しま
す。
部屋の中央に照明を設置する一室一灯照明は、ひとつの照明で部
屋全体をまんべんなく照らすことができるので効率よく思えます
が、裏を返せば必要のない場所までも照らしているということに
なります。
それに対し、多灯分散照明は、必要な場所やシーンによって照明
を選ぶことができるのです。
たとえば、新聞を読むときは上から灯りをとることで読みやすく
なります。
映画を観るときは部屋全体を暗くすると、リラックスしたムード
の中で映画を楽しむことができます。
また、電球の色によっても雰囲気は変わりますので、私も照明を
コーディネートする際には 、部屋の用途に合わせて蛍光灯色や白
熱灯色を選びます。
昼光色はすがすがしいさわやかな光を、昼白色はいきいきとした
自然な光を、電球色は落ち着いた穏やかな光を演出してくれま
す。
次、「節電 」を意識したときに、
・こまめに照明を消す。
・ワット数を抑える。
・電球をLEDなどの効率の良いものに変える。
等が思いつきます。
これらは、普段の生活で心掛けるべき習慣です。
多灯分散照明方式では、一室一灯照明方式で部屋全体を照らすよ
りも、ワット数を抑えた照明を分散することで、必要のない箇所
の照明を抑えることができるのです。
例えば、食事のときはダイニングのシーリングライトを中心につ
け、その他の照明は明るさを抑えます。
逆に、食後の寛ぎの時間であるテレビや映画を観る時には、ダイ
ニングの灯りを抑え、テレビ廻りのダウンライトだけをつけま
す。
メインのペンダントライトの他に、ダウンライトやブラケット
ライトを設置し、灯りを分散させるというのもいいですね。
場所によってはスポットライトを使って雰囲気を持たせる場合も
あります。
照明器具は多くなりますが、必要なときにその照明だけをつけれ
ばいいので、結果的に一室一灯方式よりも使う電力は少なくなり
ます。
多灯分散照明方式では、生活のシーンごとに照明の組み合わせを
考え、いろいろな灯りのパターンをつくります。
一室一灯照明方式では灯りの量を求められてきましたが、これか
らは灯りの質を重要視する時代といえるのではないでしょうか。
食事、団らん、読書な祖シーンに合わせて欲しい灯りを選ぶた
め、省エネにもつながります。
ホンカでは、ログホームの間取りがおおよそ決まってきた頃、
キッチンなどの設備機器と共に、照明器具の仕様もご提案してい
ます。
当たり前のことですが、お施主様おひとりおひとりのライフスタ
イルはそれぞれ違います。
その為、こうした仕様の打ち合せを重ねていきながら、ホンカの
家づくりというお施主様の楽しみを共有しながら、日々実現して
いるのです。 平井
☆★☆ モデルハウスオープンのお知らせ ☆★☆
茨城県つくば市と龍ケ崎市に2棟グランドオープンしました！
【つくば研究学園モデルハウス】
【龍ケ崎モデルハウス】
家具やカーテン、照明など、インテリアコーディネーターによ
り、北欧テイストにまとめられたデザインは、
これから家を建てられる方には大変参考になります。
是非、ご見学にいらしてください。
ご予約お待ちしております。
《 予約・お問い合わせ先 》
アドレス hirai@honka.co.jp ←このままここをクリック！
直通 090-3132-1169 平井まで。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
株式会社ホンカ・ジャパン
東京都港区北青山1-2-7
コウヅキキャピタルイースト4F
TEL 03-3479-4169 FAX 03-3479-4168
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊