こんにちは。
ホームコーディネーターの小俣です。
今日は、シリーズでお伝えしています木に関する事柄について、
お話ししたいと思います。
今回のいきなりのこのタイトル。
木についてのお話しなのに何?と思われた方も多いと思います。
実はこの紙おむつというのは、スウェーデンで綿布不足を補うた
めに、紙を重ね合わせて赤ちゃんのおむつに使用したのが始まり
なんだそうです。
しかし、現在では紙と同じ原料の木材パルプを使用しているに過
ぎないのだそうです。いわば、布おむつではないから“ 紙おむつ ”
正確には、“ パルプおむつ ”なのではないでしょうか。
さて、汎用の紙おむつに使用されているパルプは、マツなどの針
葉樹を原料としています。
この針葉樹のクラフトパルプ(化学パルプ)には、繊維がとても
長いという特徴があります。
これを紙おむつに使用すれば、フワフワした綿状になりやすく、
吸収性に優れ、柔らかな感触を与えることができます。
このパルプ自体、そこそこ吸水性があるのですが、保水性という
点ではいささか不十分なんだそうです。
そこで、1980年代前半、初めて高分子吸収材がおむつに使用され
ました。
最初に製品化したのは、なんと日本の企業なんだそうです。
それまで、北米やヨーロッパに比べて紙おむつの普及がいまいち
だった日本において、高分子吸収材の使用の開始とともに消費は
飛躍的に伸びたそうです。
この高分子吸収材は、主にポリアクリル酸系の化合物が私用され
ているそうです。この物質は自重の数十倍もの尿を吸収・保持す
るそうです。
そのことにより、紙とこの吸収材との使用比率が変わり、森林資
源の有効利用という点からもこの吸収材の使用は画期的な事だっ
たそうです。
今日は、木についてのお話の中でも意外なところに関連があっ
た紙おむつの素材の変化について簡単にお話しさせて頂きまし
た。
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