こんにちは。
ホームコーディネーターの小俣です。
今日は、シリーズでお伝えしています木に関する事柄について、
お話ししたいと思います。
私達の毎日の暮らしのなかで、当然のように何気なく使っている
テレビをはじめ、コーヒー、新聞、パン、お米・・・すべての物
が必ず物流のお世話になっています。
この物流の要が“ パレット ”であることをご存知でしょうか。
“ 物 ”が工場で生産され、消費者の手に渡るまでには、“ 物 ”は、包
装、荷役、保管および輸送されます。
この物流活動を合理的に行うためには、物を一定の単位にまと
め、かつ、機械荷役を可能にしなければなりません。
そこで、パレットが登場するわけです。
この世の中のあらゆる物品は必ず包装(袋、ダンボールケースな
ど)されてパレットに積まれ、コンベヤ上を移動しフォークリフ
トトラックで一旦倉庫に保管されます。
そしてトラック、鉄道貨車、航空機及び船舶などの輸送機関で運
ばれます。
今やパレットなしでは私達の生活はなり立たないといっても過言
ではないといわれています。
パレットは、第一次世界大戦ごろにその原形となるものが出現
し、重量物の運搬に利用されたそうです。
第二次世界大戦中に世界への物資(武器、弾薬、食糧など)供給
国であったアメリカでフォークリフトトラックのコンビによる現
在のパレットシステムが考案され、文字どおり物資はパレットに
のせられて世界各国に運ばれたわけです。
その結果、終戦とともに大量のパレットがアメリカ各地やヨー
ロッパ及びオーストラリアなどの現在の先進工業国に残され、戦
後の復興とともにパレットが世界的に普及したんだそうです。
わが国では、戦後、駐留軍のためにアメリカから大量のコーラが
パレットによって運び込まれたころが本格的なパレット導入の始
まりといわれています。
約10年前のデータになりますが、わが国において年間5000万枚生
産され、3億枚保有・流通しており、実に人口一人当たり2枚強の
パレットを保有していたそうです。
しかも、このうち約90%が木製で占められていたそうです。
いつも見ているログキットの荷受けで、当たり前のようにあった
パレットにもこのような歴史があったんですね。
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