『 木造住宅の耐震性と耐久性について⑪ 』

こんにちは。

ホームコーディネーターの平井です。

 

今日は、前回よりお話ししております耐久性の向上のための3要素

の最後【 維持管理上の要因 】についてお話したいと思います。

 

設計と施工によって実現された構造材の初期耐久性能値は、設計

時に想定した以上の負荷をかける使い方をした場合や、適切な維

持管理が行われない場合には、想定した時間以内で限界値に達し

てしまうことがあります。

 

ホンカ ログハウス 軽井沢〖無垢の角ログを並べてノッチが組まれている神前式用の建物〗

 

したがって、これらの建物の使い方や維持管理に関する要因は、

構造材の初期耐久性能値の低減係数として据えることが可能で

す。

ホンカ 軽井沢〖40年前のホンカログコテージと最新のホンカログコテージ〗

 

これらの要因は建物使用者の意識に係わる要因でもあるため、基

本的には建物価値を長期にわたって維持することが個人的に利益

となる社会、経済環境を整備するとともに、それが資源や環境な

どの社会的な側面からも、正しい考え方であることを啓蒙して行

くことが必要なのではないでしょうか。

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「木のお家は、腐ってしまうから耐久性能が低い。」と思われて

いらっしゃる方も多いと思います。

しかし、今回シリーズでお伝えしてきました『 木造住宅の耐震性

と耐久性について 』をお読み頂き、「木の家だから」「ログハウ

スだから」耐久性が低いということではなく、どんな家も「設

計」「施工」「維持管理」の3要素の全てをうまくコントロールす

ることによって、建物の耐久性が向上するということを覚えてお

いておいてほしいと思います。

 

どんな建物にもメンテナンスは必要です。

その中で、自分達が維持管理しやすい構法はどれか?

永い時間過ごす住まいに何を求めるのか?

住まいは雨風をしのげる“ただの箱”として考えているのか?等、

皆さんそれぞれ「家」に対する考え方や求めていることが違うと

思います。

そのことを改めて確認する上でも、モデルハウス見学やイベント

への参加を積極的にして頂きたいと思っております。

プランイメージ2

明日から2日間行います「ログハウスのプランニング勉強会」も、

そのことを確認できる絶好の機会です!

両日共まだ若干の余裕があります。

本日の雪も積もることなく、もう今の時点で雨に変わっていま

す。

明日明後日ご予約頂いている方も、今からご予約頂く方も、ぜひ

道中お気をつけていらして下さい。

皆さんとお会いできること、心よりお待ちしております。 平井

平井5

 ◇◆◇ ログハウスのプランニング勉強会を開催します。 ◇◆◇

《  日にち  》 2015年1月31日(土)・ 2月1日(日)

《  時     間  》午前の部 10:00 午後の部 14:00 (全4回)

《  会 場  》青山ショールーム

《  ご予約・お問い合わせ先  》

E-mail  :   hirai@honka.co.jp

Mobile   :    090-3132-1169(イイログ)  平井まで。

 ※参加者全員にプランニンググッズをプレゼント!

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