こんばんは。
ホームコーデイネーターの平井です。
シリーズでお伝えしております床暖房を設置する際に用いるホン
カオススメの“ウポフロア社製”のフローリングについて、第2回目
の今日は仕上げの加工工程についてお話したいと思います。
このウポフロア社製のフローリング、通称“ウポフローリング”の
は、主に“トップレイヤー”“ミドルレイヤー”“ボトムレイヤー”の
三層構造で仕上がっています。
まずは、“トップレイヤー”つまり、一番上のレイヤーです。
厚さは、4mm。何種類かの木を使用します。
強制乾燥期間は、木の種類によって違いますが、スプルースは約1
週間。樫の木などは、6~8週間かかるそうです。
その後、工場内で自然乾燥を1週間させてから加工し、コンピュー
ターにより含水率を検査し、調整を行います。
仕上げ加工の中でも重要視しているのが、角を90度(直角)にカ
ンナ掛けすることだそうで、これはすべてのレイヤーに施してい
るそうです。
材料である1本の木材を5~6枚にフィレし、長さ・厚さ・巾をコ
ンピューターでチェックします。
同時に節の数・白木の部分のチェックも行い、必ず人の目でも
チェックします。
フィレした後にのりを塗り、プレスして出来上がりです。
ちなみに2.2mの長さで真ん中を持っても折れないほど丈夫だそう
です。
次に、“ミドルレイヤー”真ん中のレイヤーです。
加工工程は、トップと一緒でこのレイヤーは部屋の湿度により、
含水率が変わります。
つまり、トップレイヤーに影響するということです。
成長の遅いものの方が質がいいので、材(木目)が安定するスプ
ルーズ材を使用しています。
そして、一番端の部分に白樺の合板を貼り付けます。
これは端の部分を強化するのが目的だそうです。
最後に“ボトムレイヤー”一番下のレイヤーです。
加工工程は、トップレイヤーと同じで、木の種類もミドルレ
イヤー同様、スプルース材を使用します。
こうして、木の性質をうまく利用し、丁寧な加工と厳しいチェッ
ク体制をもったウポフロア社製のフローリングは、仕上げ材の無
垢の質感がいいというだけでなく、加工工程にもクオリティーの
高さがあります。
ホンカ・ログホーム同様、永くお使い頂くのに安心してご提供で
きる商品です。 平井
今月20日・21日に開催します完成見学会の
ご予約お待ちしております。