こんにちは。
ホームコーディネーターの小俣です。
今日は、シリーズでお伝えしております、建築の基礎知識についてお話したいと思います。
皆さん、建物にはどんな力がかかるのか?と考えたことはありますか?
建物には、私達を自然から守り、安全を確保する役目があります。
その為に、建物は自然の力に負けない強さを持っていなくてはならないのです。では、いったい建物にはどんな力が働いているのでしょう。
まず、地球が物体をひきつける力、重力の影響を受けます。
屋根の重さは梁にかかり、柱へ伝わり、そして床に伝わり、それらが土台となる基礎にかかってきます。
これらの建物に対して上からかかる重さの事を荷重といい、建物自体の重さによる荷重を固定過重といいます。
また、その建物の中で暮らしている人、働いている人の体重、家具や家電製品、その他の荷物、それらすべての重さによる荷重を積載荷重といいます。
北国の豪雪地帯に建てられた建物の場合は、雪の影響が深刻です。
屋根に積もった雪の重さで、家が押しつぶされてしまうことだってあります。この雪による荷重を積雪荷重といいます。
また日本は、地震が多いです。地面が縦、横にゆれ、建物が大きく揺さぶられます。
1995年の阪神・淡路大震災では、約25万8000棟もの住宅が全半壊したそうです。記憶に新しいは、2016年4月14日の熊本地震です。
ホンカのディーラーであるホンカ中九州 フォレストブルーさんのブログでもその様子をご紹介しています。
http://honka-blog.jp/nakakyushu/?cat=20
地震への対策は、建物を建設する上で重要な要素です。
それから、強風が吹き付けることによって建物に揺れが生じます。この風による影響は、建物が高いほど大きくなります。
さらに気温の影響も受けます。建物の材料は 暑いときには膨張し、寒いときには収縮します。気温の変化によって材料が収縮すると、建物にひずみが生じます。この気温の影響も考慮しなくてはなりません。
このように、建物の見た目やデザインだけでなく、自然の力から建物の構造体を考えるということも必要だなと改めて感じました。
次回は、材料に働く色々な力についてお話ししたいと思います。
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