『 ホンカの歴史㉜ 』

こんにちは。
ホームコーディネーターの小俣です。

HONKA UK 2015.4.24

今日のホンカの歴史も、前回の続きで1970年代のお話しです。

ホンカの海外進出は1970年代には、3つの方法で行われていました。

ひとつは子会社設立で、例えばスウェーデンがそうです。その他代理店形式をとり、ドイツやオーストリア、日本がこのやり方を取りました。

3つ目はエージェント形式で、これが一番使われていました。ドイツの大学都市マルブルグのヘーリット・ヘルベルスハーゲンがドイツで最初の代理店としてホンカの販売にあたったのが、1972年のことです。

ハンブルグでは建築家ブレーメールがサポート役となりヴケセが代理店業務を開始。キールではフィンハメント社ヨル・フブナーが1978年にホンカに加わり、彼はドイツで一番息の長いホンカの代理店として活躍した方だそうです。

1980年代に入って重要な輸出先が加わりました。フランスやスイス、オランダです。1970年代後半の売上に占める輸出の割合は変動が激しかったそうです。

HONKA 工場全景

〖 カルストゥラから世界へ向けての物流システム 〗

1970年代はじめ、カルストゥラの工場が可動し始めたころに使われていたのは、リフト仕様のあるトラクター1台のみでした。

これがありとあらゆる仕事をこなしていたそうです。工場の製品をトレーラーに運び込むのも仕事のひとつでした。

HONKA 工場6

現在では製品は全てパックされて出荷を待つようになっており、オペレーターがコンピューターで次の製品が何かをチェックします。

出荷時に行わなければならないのは、コンテナやトレーラーに積み込む際にどのようにキットが入っているかを示した見取り図を作成することです。

これに加えて日本輸出されるものに関しては、お客様に見せるために、製品の画像とともにそれを運ぶトレーラーやコンテナの画像をデジタルカメラで撮影することになっているのです。

ホンカの歴史  出荷時写真3ホンカの歴史  出荷時写真2ホンカの歴史  出荷時写真1ホンカの歴史  出荷時写真

これによって製品がまとめられ、コンテナにきちんと運ばれたことをお客様に確認してもらうことができるのです。当時は画像を書類に同封して届けていましたが、現在は画像データをダウンロードしてお客様にお見せしています。

常に最新のICシステムを導入し、在庫確認などの作業を簡単にし、さらに徹底した品質管理を可能にすることが出来るのです。

次回のこのシリーズでは、海外の子会社による経営についてお話したいと思います。

小俣 ホンカ 小俣

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担当  : 平井まで

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株式会社ホンカ・ジャパン
ホームコーディネーター
小俣 あけみ
E-mail omata@honka.co.jp
直通電話 080-7044-6911(ログイイ)

〒190-0011
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