こんにちは。
ホームコーディネーターの小俣です。
今日のホンカの歴史は、日本の2001年以降の売上高についてお話ししたいと思います。
日本経済が明らかに下降傾向にあった2001年、ホンカ・ジャパンは売上高だけでも他の営業成績でも、過去最高の結果を残しました。
住宅に力を入れ始めた時期が、時代と社会の需要に当てはまったのが理由の一つと考えられています。21世紀に入ってからの日本経済は相変わらず難題続きの状態ではありましたが、ホンカは当時日本での業績に円安のあおりが見受けられたそうです。
それでもなおホンカ・ジャパンの成績は伸びをみせ、翌年には組織を拡大しました。ところが2005年になりホンカ・ジャパンの売上が下降、組織の見直しに取り掛かりました。
まず代理店のネットワークのあり方を見直し、さらに取引先の広告代理店を変えました。こうした見直しにも関わらず、結果は好転の兆しをみせることがありませんでした。この状況は2007年に入っても続いており、組織の縮小化を決定しました。この背後には建築基準が厳しくなり、建築許可数が減少したという社会的な事情もありました。
マルコ・サーレライネンによると、日本には木造建築を高く評価する文化的基盤があるという。当時は50歳から60歳代の夫婦で、別荘を購入したいというのが主な顧客層でした。日本の余暇時間は年々増加傾向にあり、これによってセカンドハウスで休暇を過ごすライフスタイルの人気も上がってきていました。
一方で、住宅を購入する人達の層は先の顧客の子供達であることが多く、どちらの場合も平均以上の年収があり、比較的余裕のある暮らしをしている人達でした。購入するものはそれがログハウスであれ洗濯機であれ、しっかりと品を見極めて決定します。
とくに品質とデザインが購入の決め手になるということなのです。
次回は、北米の市場についてお話ししたいと思います。小俣
ホームコーディネーター 平井&小俣
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株式会社ホンカ・ジャパン
小俣 あけみ
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