こんにちは。
ホームコーディネーターの平井です。
今日は、私が今までログハウス建築に携わり、木に関することで
疑問に思い、その都度調べてきたことの一部をお話したいと思い
ます。
ログハウスは自然の木に囲まれていて「居心地がいい。」「イラ
イラしない。」「 よく眠れる。」等というお話を聞くことが多い
と思います。
では、それはなぜだと思いますか?
いくつかある中で、今日は【 木がなぜ目に優しいのか? 】につい
てお話したいと思います。
まず、木は有害な紫外線を吸収します。
人間の目は反射率が50~60%が心地よいと言われています。
また、木はまぶしい光を微妙な模様や凹凸によって乱反射し和ら
げてくれます。
木をじっと見ているだけで不思議と気持ちが落ち着くといった経
験はありませんか?
しかも目は疲れません。
ちなみに、磨いたアルミは、90~95%、タイルは70~80%、
畳は50~55%、障子紙45~50%なのです。
和室が落ち着く訳ですよね。
また、木の年輪の間隔は《 1 /fのゆらぎ 》が存在することが知
られています。
木の視覚的イメージを調べてみると、このゆらぎが人に「自然 」
「豪華 」「 感じの良い 」「 深み 」「 味わい 」等の印象を与える
ことが明らかになっています。
室内空間の木材率と印象の関係でも、木材率が増加すると共に
「 冷たい印象を与える部屋が減少 」「 色合いが木に近いほどあた
たかい印象を与える 」「 なごんだ印象を与える 」「重厚さが増
加する事 」「 自然な印象を与える 」等の結果も明らかになってい
ます。
では《 1 /fのゆらぎ 》について、もう少しわかり易くお話しま
す。
音というのは音波といわれる波のことです。
その波の振動が耳の鼓膜を振動させ、音として情報が脳に伝わり
ます。
その波が一秒間に来た山の数を振動数または周波数(単位はヘル
ツ[ Hz ] )と呼び、物理の単位記号では「f」と表します。
逆に、山から山までの時間を周期と呼びます。
この周期(山が来て、次の山が来るまでの時間)が、一つの音波
でも毎回毎回違うことをゆらぎが生じていると定義 しています。
理数系が得意な人なら振動数の逆数が周期となり、「 f 分 の 1 」
という関数が周期を表す式であると納得できるかもしれません。
具体的にいうと、電子音と呼ばれるブザーの音などは、音の波自
体、機械的で振動数や周期が固定されているため、ゆらぎを生じ
ません。
しかし、人間が弾いたピアノやバイオリンなどは、一定の音階を
弾いたとしても、手の微妙な揺れなどにより、人間には聞き取れ
ないゆらぎが生じます。
これが人間味のある気持ちの良い音と感じるわけです。
ではなぜ、《 1 /fのゆらぎ 》が生体にとって良いと言われてい
るのでしょうか。
それは、人間の身体の中で一定のリスムで動いている「 心臓 」の
働きに関係しています。
運動をしているときは、心臓が激しく動き、静かにしているとき
は心臓もゆっくり動きます。
しかし、平静時ゆっくり動いていると思われる心臓でも実は気づ
かないレベルで微妙に変化しているのです。
それが微妙なずれを生じ、ゆらぎを作っています。
つまり、人間の身体からはゆらぎが生じているため、外界からゆ
らぎの音の情報を取り入れるということは、身体にとって安静で
きる環境になるのです。
ある実験によると、女性が赤ちゃんを抱くとき、子供の頭を左胸
に持ってくる人が9割近くいたそうです。
赤ちゃんが一番安まる環境は母胎の中だと言われています。
そして、その時聞いていた「 音 」は、唯一、お母さんの心音なの
です。
だからこそ、赤ちゃんはお母さんの心音を聞くことで心が落ち着
き、また母親である女性はそのことを滞在的に知っていて、赤
ちゃんを左胸に抱くそうです。
なるほど!ではありませんか?
次回も身近なことを例にしてお話したいと思います。
お楽しみに。 平井
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