京都府 新築ログハウス 内装、設備①

ホンカのブログをご覧いただいている皆様

こんにちは!
ホンカ北播磨の林です。

すっかり涼しく~を通り越して、奥地や山沿いでは寒くなってきました。
現在建て方をご覧いただいている京都府のログホームもいよいよ佳境に入ってきました。

あたりの田んぼはすでに刈り取られていますが、ちょうど内装をやっているころのログハウスの目の前美しい田園風景の写真がありましたので掲載します。

さて大きな木工事もほぼ終了し内装に取り掛かっています。今回の内装の主な内容としては
 ・天井化粧板貼り
 ・床化粧板貼り、床下潜り戸の施設
 ・部屋の仕切り壁作り、キッチンのセトリング対応内壁
 ・階段、階段手摺組み
 ・浴室の外枠組み
 ・キッチン、トイレ、洗面所等、水回りの床処理の対応
 ・キッチンレンジフード換気口対応
となっています。

まずは天井と床の化粧板貼りです。こちらのログハウスでは、天井・床共にひのきを採用いただきました。ひのきの無垢板で天井も床も貼っていくと、ひのきのいい香りが部屋中に香ります。
ただこの無垢板というのが大工さん泣かせで、加工していないと自然に歪んでしまうのでなかなかまっすぐ平らな状態のもの、また微妙に乾燥痩せして板の端と端で幅に差が出てきたりするものがあり、貼り合わせていくのに苦労します。

最近の建売住宅などでは加工済みで色も形状も揃ったきれいな板を使うので、ほぼ何も気にすることなくさねを合わせていくだけできれいに貼れますが、無垢の場合は反り具合、痩せ具合、色味を見ながら前後の板と合わせて選別していくので見立て、貼り合わせの技量も必要となってくるのです。

こうして大工さんに苦労していただいた分、代わりに豊かな木の香りやさわやかな手ざわり足ざわりの快適な部屋が手に入ります。

※さね:板の片側の端に凸、反対側の端に凹の彫り込みをいれて、床や天井に貼る際にはそれぞれの凹凸をしっかりと組み合わせながら貼っていく工法の板の加工方法の名前(本実加工、本実目透し加工など)

続いて仕切り壁の内装について説明します。
ホンカの仕切り壁は、ログ材と同じ欧州パイン材を使用しています。ログ壁と違って造作の壁ですので中は骨組みがあり空洞の箇所がありますが、このパイン材だけでも26㎜の厚さがあり壁の向こう側とこちら側あわせるとそれだけでも52㎜の木材の壁になっています。

床と天井の貼り始め

貼りあがっていくとこんな感じに変わっていきます。

仕切り壁にもホンカのパネルを貼っていきます。ログ材と同じ材料で26㎜の厚さねパネルです。

話はちょっと戻りますが、前回屋根と天井の構造説明の時に断熱材の厚さがわかる写真を入れ忘れたので見ていただきたいと思います。天井裏にはこんな分厚い断熱材が入っています。断熱材にもいろいろ種類や厚さなどありますが、その地域の気候に合わせてベストな選択を行います。

こうして着々と施工は進んでゆき、バルコニーの手すりも取り付けられました。

こちらのログハウスでは、この後塗装していきますが、この木目のみの状態のバルコニーもなんかホッとする温かみのある美しい姿です。

さて夏の終わり、水がなくなった田んぼからか、こんなお客さんがあちこち出てきました。
ログハウスに似合う自然な風景・環境ができあがっていきます。
ちょっと見では見過ごしてしまうくらい溶け込んでました。

次回は、キッチン・トイレ・浴室などの設備の設置についてレポートします。

以上、ホンカ北播磨の林でした。

ホンカ北播磨のモデルハウスはホームページから参照いただけます。
 ホンカ北播磨 (honka.jp)

※見学の申込み、お問い合わせ:honka@oda.ne.jp

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