播磨地区ログハウス ログ建て方②

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こんにちは!
ホンカ北播磨の林です。

さて7月末から始まったログの建て方が佳境に入りました。
盆休みまでの2週間、1日も雨が降ることなくログ組の建て方と強烈猛暑がばっちり重なる日程となり、私も大工さんも「危険な暑さ」と闘いながらの2週間でした。

ログハウスは外側の足場が組まれたら、ログハウスの内側部分=2階部分の床組をして、2階の壁や棟、屋根部分を組むための足場を作ります。
巨大な梁を張って根太を組み、構造用合板(床下地などの用途に作られたベニヤ合板のような板)を張って2階で自由に動きを取れる環境をつくることが、この後の作業のために重要な意味を持ってくるのです。

梁の中央下にはセトリング調整するためのジャッキの付いたふっとい柱も立てて、きれいな2階の床下地ができました。
毎回ここに立つと思いますが、ちょっと小高くて見晴らしの良い遊び場のような感覚があります。
涼しい風なんかが吹くと大変気持ちいいんです。(残念ながら、今回は熱風しか感じられませんでした)

ここで2階の床下地が張れたら大工さんがいったん2階以上の作業に移るので、1階は電気屋さん、設備屋さんによる電気・水道・ガスの配管工事が始まります。
特に電気は各部屋に照明やコンセントの電線を大量に配線しますので大変複雑な作業です。ベテランの電気屋さんが、ログにコンセントの穴をあけながら次々と電気配線していくのは、かなり頭の中で整理されていないとできない作業なので感心させられます。

この建築中のモデルは、MUKAVA3という大きな三角屋根のいかにもログハウスらしいロフト付きのログハウスです。さて2階に張られた床下地の上では、その大きな三角屋根の基本構造を成すティンバーゲーブル(木材の切妻)を作る作業に入っていきます。

ティンバーゲーブルについては、また次のブログで。
以上、ホンカ北播磨の林でした。

ホンカ北播磨のモデルハウスはホームページから参照いただけます。

ホンカ北播磨 (honka.jp)

※見学の申込み、お問い合わせ:honka@oda.ne.jp

播磨地区ログハウス ログ建て方①

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こんにちは!
ホンカ北播磨の林です。

予定通り、7月末からログの建て方が始まりました。
日本各地で不安定な天候のニュースが流れる中、ここ播磨地区は逆に異常なほど晴天が続き、基礎のコンクリートを敷いたうえでの作業は、炎天下の灼熱とその照り返しでおそらく40℃を超える状況だったのではと思います。
5名のベテラン大工さんと最初の1週目を行いましたが、幸い1人の熱中症者を出すこともなくのりきりました。

最初の段階で積んでいくログを準備。

1本目のログを吊り上げて、いよいよログ積みの開始です。

プレカットのログですので写真の通り美しく積みあがっていますが、1段1段大工さんの手によってきっちりとノッチの位置合わせをしながら、しっかりとログが組み込まれるようにかけやでたたきながら積んでいきます。

ご覧の通りログにはカットされた工場でログの位置と段数がわかるステッカーが貼られていますので、素人でもどのログがどこに積まれていくかわかるようになっています。

こうしてほぼ1階部分が積まれると、今度は足場屋さんに足場を組んでいただきます。

今回のレポートはここまで。
またこの後の進捗をレポートしていきますので、お楽しみに。
以上、ホンカ北播磨の林でした。

ホンカ北播磨のモデルハウスはホームページから参照いただけます。

ホンカ北播磨 (honka.jp)

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