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こんにちは!
ホンカ北播磨の林です。
京都府のログハウスですが、地鎮祭に続いてこのデバンニングも天候が懸念されましたが、うまく雨を前後に散らしてこの日も晴天下で行うことができました。
関西地区に建築するホンカのログハウスは、すべてフィンランドからこの神戸港にやってきます。
京都府の新築ログハウスのログ材料も、長い月日をかけてようやく神戸港に着きました。その期間約2か月半です。ご承知の方も多いと思いますが、昨今の世界の時世により欧州からの真っ当なコンテナ貨物は、スエズ運河を通らずアフリカ大陸の南端、喜望峰廻りでアジアへ来て、最終的にはシンガポールでそれぞれアジア各地に行く貨物船に積み替えられ日本に来ます。
今も大騒動が続いているトランプ関税発令の影響もあって、世界中の貨物が一時出荷停止になったりキャンセルされてシンガポール⇒神戸便に空きが出たため、想定より10日も早く着くことになりました。(いろいろな情報を集めた推測ですが)
さて今回のモデル Tunne+ は、コンテナは40ftと20ftの2本のコンテナがあるので、現地到着に時間差をつけてデバンする作戦としました
朝8時にまずは20ftのコンテナが到着。次に9時30分に40ftのコンテナが来ますので、その1時間30分の間に20ftコンテナの荷物を下ろして整理し、20ftのトレーラーを送り出した後40ftコンテナを受け入れます。



特に40ftのトレーラーは大変大きい(約17m)ので、時間内に20ftコンテナの荷下ろしを完了しなければ40ftコンテナが入ってこれず立ち往生します。多少ドキドキしながらなんとか9時20分頃には20ftコンテナの荷下ろしを終え、無事40ftコンテナを積んだトレーラを迎え入れました。
デバンニングの手順や様子は、各地域代理店のブログなどでレポートされていますので、見ていただいている方はよくご存じと思いますが、とにかくログが長いのでコンテナから引出すのに苦労します。



窓やドアなどの建具をフォークリフトでまずおろしてから、レッカーで木ぞりに載ったログやパネル材料を少しずつ引出し、十分受け台に載ったらレッカーのクレーンで吊り上げながら徐々に引出して取り出していきます。
朝8時から初めて、11時半頃には荷下ろしが無事完了しました。2つのコンテナをこの経過時間で終えれたのは、やはりあらかじめ中身の荷姿からログの長さなどの情報を把握していくつかのパターンを検討していましたので、想定以上に順調に荷下ろしできました。この作業もいろいろとノウハウがあり、回を追うごとに効率よくできているように思います。
さていよいよ6月から建て方が始まりますので、またその内容もレポートします。
楽しみにしておいてください。
では今回はこの辺で。
以上、ホンカ北播磨の林でした。
ホンカ北播磨のモデルハウスはホームページから参照いただけます。
※見学の申込み、お問い合わせ:honka@oda.ne.jp