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京都府 新築ログハウス 建て方③ 垂木+野地板

ホンカのブログをご覧いただいている皆様

こんにちは!
ホンカ北播磨の林です。

全国的に大変厳しい暑さが続いておりますが、皆様体調など崩されておりませんでしょうか?
ここ京都府の新築ログハウスでも猛暑の中での作業が続いており、大工さん、屋根屋さん、電気屋さん等の関係者の方々が、熱中症にならないようこまめに水分・休憩を取りながらの作業を続けていただいています。

そんな中いきなりですがゆる~い情報から。建築現場の休憩スペースの桜の緑葉が、いもむしたちにきれいに食されていましたのでちょっとお届けします。
理科の実験でもこんなにきれいな葉脈模様なかなか出なかったのではと思うくらい見事な食べっぷりでした。

それでは本題。
今回は前回ご紹介しましたティンバーゲーブルと棟木に架けてログ壁とつなぎ、屋根の骨組みとなる垂木を上げる様子と、屋根の下地になる野地板貼りの様子を見ていただきます。

この大屋根に架ける垂木は、断面58×195㎜長さが約6.5mでなかなかの重さがあります。この垂木を3人がかりで棟木に架けてビスで仮止めし、左右両方の垂木が棟木上で揃ったら構造材で連結して、専用金具を用いて棟木とログ壁に固定していきます。

途中、クレーンを利用できるタイミング見計らって、ロフトで使う重量物(3重ガラスのドア、DK窓、屋根下地のベニヤ板等)をできる限り上階に上げておきます。これはロフト内での作業スペースや建具・材料の保管スペース、利用しやすい位置を綿密にシミュレーションして、忘れ物が無いようしっかり考えてやるのですが、ご覧の炎天下で思考力がみな低下していますので、複数人でチェックしながら行うことが重要となります。

さてクレーンでの荷揚げが終わると垂木掛けを完了させていきます。この時金具への固定は釘を金槌で手打ちしていきますので、これがまた大工さんの体力を消耗させます。その工程をTunne+では屋根の片側26本、両側で52本、垂木1本につき釘打ち56本あるので合計2,912本の釘打ちをやり通してやっと屋根の基本の骨組みが完成します。

さて次は屋根の下地となるベニヤ板を貼り付けていきます。
このベニヤ板は屋根用語的には野地板と呼ばれていますが、屋根の面を作る基本的な構造材でこの辺りの技法は日本の建築もほぼ変わりません。ベニヤ板に垂木が通るところがわかるよう墨を引いて、市松模様、千鳥など言い方は様々ですが、要は互い違いに敷いていき、鉄砲でしっかりと固定していきます。大工さんは手慣れたもので、”バンッ!! バンッ!!”という音がリズムよく小刻みに周りに響いて、意外と早く野地板貼りは完了します。
(ただし端っこの寸法合わせには結構時間がかかりますが)

こうして野地板貼りは完成しました。

しかし近畿地区は梅雨はあけたのですが、ゲリラ豪雨がちょくちょく襲ってきます。この野地板の状態では、雨は耐えれませんので入念に養生しました。
案の定、ルーフィング、屋根葺きまでに2回くらいゲリラ豪雨に襲われました。しかし大工さんにしっかり養生していただいていましたので、まったく影響は受けず順調に次の工程に移ることができました。

このあと屋根組み用の足場の組み換えを行い、屋根葺き作業へと移っていきます。
その内容はまた次回の投稿で。

近々、京都府新築ログハウスでも建築中にしか見れない構造見学会を行います。このブログおよびイベント情報でお知らせいたしますので、建築中ログハウスの見学をご要望ありましたら下記までご連絡ください。皆様のお越しをお待ちしております。

以上、ホンカ北播磨の林でした。

ホンカ北播磨のモデルハウスはホームページから参照いただけます。

ホンカ北播磨 (honka.jp)

※見学の申込み、お問い合わせ:honka@oda.ne.jp

京都府 新築ログハウス 地鎮祭

ホンカのブログをご覧いただいている皆様
こんにちは!
ホンカ北播磨の林です。

さて、もう早くも2月半ばとなりました。さる大安の日に京都でログハウスを新築いただくお客様の地鎮祭が執り行われましたので、少しご紹介いたします。

約1カ月くらい前から日取りを決めて準備をすすめていきましたが、当日が近づいてくるにつれて気になるのは当然お天気です。1週間くらい前からなんとなくお天気悪そうな予報となっていましたので、毎日お天気をチェックしては ”偏西風が予報よりも早く雨雲を連れて行ってくれますように” と祈っていました。

前々日くらいの天気予報ではその大安の日に限って、”強い雨と風” という予報で、なんとなくですが重い空気感が関係者の間では漂い、「地鎮祭なので ”雨降って地固まる”と言うから土地を鎮めるには必要なこと」などと強がりを言いながら、やはり晴れることを祈って当日を迎えました。

そしてお祈りが見事に通じ、前日夕刻くらいの予報では ”雨は朝6時くらいにはやむ” という予報に代わり、見事にその通り雨はやみ、開催の時刻にはやさしく日差しも差し込むお天気になってくれました。

施主様ご家族、宮司様、工務店代表、設計士、監督が工事の安全と、土地建物の建築工事が滞りなく無事完成すること、ご家族、家の繁栄を祈願して祭儀が執り行われました。
こんな絶好のタイミングで日差しがでてくると、すっきり気持ちよく晴れ晴れとした気持ちで地鎮祭を行うことができ、関係者一同 ”きっと順調にいい建物ができる” と感じていたと思います。

四方祓いの儀、地鎮の儀と順調に執り行われ、鎮め物を収めて祭儀は滞りなく完了しました。

これから約半年、またこのブログでログハウス建築現場の状況をお知らせしていきたいと思います。

以上、ホンカ北播磨の林でした。

ホンカ北播磨のモデルハウスはホームページから参照いただけます。

 ホンカ北播磨 (honka.jp)

※見学の申込み、お問い合わせ:honka@oda.ne.jp