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こんにちは!
ホンカ北播磨の林です。
先週は台風10号が九州地方から全国的にも大きな被害をもたらしましたが、被害にあわれた方には大変な日々をお過ごしのことと思います。謹んでお見舞い申し上げます。
建築現場でも台風対策の養生や日程調整など、この業界の方には忙しい日々を過ごされた方も多かったのではないでしょうか?
さて播磨地区ログハウスの建て方も佳境を迎えてきました。
ロフト付きタイプのログハウスにとってはシンボル的な勾配のきつい大きい三角屋根の基本の骨組みです。
今回のMUKAVAでは、正面とその裏の両端とロフト中央あたりの仕切り壁になる3カ所にティンバーゲーブル(木材の切妻という意)を立てます。
作り方はいろいろ考えられますが、あまり作業スペースが広くない現場では、2階の下地の床板の上で作ります。
これの寸法が狂うと、このあと組んでいく棟木の水平がとれなかったり、垂木の裾が揃わず軒や破風がきれいに収まらなくなるなど、あとあと大きな影響を及ぼしますので、大工さんは2階の床板の上に注意を払って正確に枠の形に墨をひき、きっちり3つとも同じ角度、両端のゲーブルは同じ長さになるように木材を重ねて確認しながら作っていきます。
ティンバーゲーブルはこれが結構大きくて重たいので、枠が出来上がったらレッカーで吊り上げて組込み位置に配置し、仮止めしていきます。
そして棟木を乗せ、バランス・傾き・ずれなどを調整して固定していきます。
2階部分の土台ができたらいよいよ屋根の骨組みです。垂木を軒に向けてかけていき、金具で棟と軒のログにしっかりと固定していきます。この垂木がかけられていくと、なかなか美しい骨組みの美を見ることができます。さていよいよ垂木がかかると野地板を張って、あとは屋根屋さんにバトンタッチ。
次の工程は、また次回のブログで紹介します。
以上、ホンカ北播磨の林でした。
ホンカ北播磨のモデルハウスはホームページから参照いただけます。
※見学の申込み、お問い合わせ:honka@oda.ne.jp