こんにちは。
ホームコーディネーターの平井です。
日頃、モデルハウスをご案内する際に、ホンカのログホームのこ
とについてわかり易くご案内をしていますが、その他にも設備機
器や照明器具、屋内外に使用するタイルや家具に至るまで、展示
してある商品を説明したり、その都度、最新の商品をご提案して
います。
その中で、ログホームの外観イメージに深く関わる屋根材につい
て、皆さんの関心が高いことを常々感じます。
そこで、今日から主な屋根材をシリーズでポイントを交えなが
ら、ご紹介したいと思います。
主な屋根材としては、
1. スレート
2. 日本瓦
3. セメント瓦
4. トタン
5. ガルバリウム鋼板
があります。
第1回目の今日は、1. スレートについてご紹介します。
スレートとは、本来、粘板岩を薄く加工した板を指します。
粘板岩を材料とするのが「天然スレート」と呼ばれるのに対し
て、セメントと人工繊維や天然繊維を材料にして薄く加工後、着
色塗装したものが「化粧スレート」と呼ばれています。
以前は、セメントと石綿(アスベスト)を材料とした「石綿スレー
ト」が主流でしたが、現在は健康問題のため、製造されておら
ず、その姿は消えつつあります。
天然スレートは、5億年の年月を経た天然石の屋根材です。
古くから、おもにヨーロッパで葺かれてきました。
ある美しい屋根が仕上がります。
今ではスレートと言えば、石綿(アスベスト)を含まない「化粧ス
レート」を指します。
天然スレートは高価なため、化粧スレートが一般的です。
日本瓦などと比べて軽くて、ある程度耐久性もあるため、多くの
住宅の屋根材として使用されています。
ちなみによく耳にするカラーベストやコロニアルは、この化粧ス
レートです。
スレートの特徴として、ここでは3つお伝えします。
① 軽量で安価
日本瓦に比べて軽量のため、住宅の耐震性が低下しにくく、トタン屋根よりも耐久性があります。また、温暖差による収縮も少なく、比較的安価であることがスレート屋根材の大きな特徴と言えます。
② 色合いが豊富
色合いもバリエーションが豊富にあり、お好みの色を選ぶことができるので、色にこだわりがある方には打ってつけの屋根材です。デザインもスッキリとしていて軽快感があり、人気の屋根材と言えます。
③ メンテナンスが必要
しかし、一方でメンテナンスには手間とコストが掛かります。特にスレートは塗装によって、その機能が保たれていますので、定期的な塗装が必須となります。
以上がスレートの特徴です。
いかがでしたか?
一般住宅でもおなじみのこの屋根材は、ホンカ・ログホームでも
よく使用しています。
屋根は、室内を雨風から守ってくれる住宅の基本構造のひとつで
す。
しかも一番厳しい気象環境に晒されるのが、この屋根材ですよ
ね。
このようなことをふまえ、ログハウスの構造だけでなく、これ
ら住宅建材の特徴を知ることがとても重要です。
私も日々最新の情報を得ながら、これからも皆さんにご提案して
いきたいと思います。
次回は、日本瓦についてご紹介します。 平井
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