『 住宅における湿気と結露について。 』

こんにちは。

ホームコーディネーター平井です。

 

今日からシリーズで、住宅における湿気と結露についてお話して

いきたいと思います。

 

湿気は、私達が生活している環境のどこにでも存在するものと言

われ、空気や熱の流れにのって至る所に入り込んだり、あるいは

物の内部に吸収され移動し、時によっては表面に水分となって現

れたりします。

湿気

建物内におけるこのような湿気のありようは、当然建築物の作り

方に大きく影響され、何らかの理由のもとに構法が改良されたり

新しく開発されるときには、建物各部の湿気の動きの変化に十分

注意しなければなりません。

 

長い経験の中から湿気の挙動をよく把握したうえで、それが人間

生活や建築材料にあまり悪影響を与えないように構法を工夫し

て建物を作り、その建物の作り方が安定していた時代(戦前まで

はそのような時代であったと思われます)には、湿気に関してそ

れほど大きな問題が突然発生するなどということは少なかったそ

うです。

湿気2

ところが、現代のように様々な社会的、経済的ニーズのもとに建

築の構法が目まぐるしく変わっていく時代では、湿気の挙動に関

する検討が不十分なまま新しい構法が開発され、その結果考えも

しなかったところに湿気が集中したり結露を生じたりして、建物

所有者や生活者が思わぬ損害を被った例は必ずしも少なくないそ

うです。

湿気4

特に最近の住宅では省エネルギーをはじめ、耐震性、防耐火性、

対高齢者対応性あるいは「シックハウス対策 」などの要請に応え

るために、いろいろな部位の改良が次々に実施されており、従来

とは違った湿気の動き、あるいは湿気への対応が問題となってい

てその解決策が探られています。

 

次回は、「湿気の発生 」についてお話したいと思います。 平井

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今年のゴールデンウィークもイベントを開催する予定です!

詳細なお知らせを近日中に皆さんお伝えします! 

ぜひお楽しみに!

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